2023年6月15日発売のビッグイシュー日本版457号の紹介です。
表紙&特集は「ニューロダイバーシティ」、スペシャルは「リン=マニュエル・ミランダ」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:哲学研究者 永井玲衣さん

哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行ってきた永井玲衣さん。人生最初の分岐点は中学3年生の時。国語の選択授業で芥川龍之介の『奉教人の死』という作品を読んだ時のことだったといいます。永井さんの対話活動の原点となった先生の一言とは?
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スペシャルインタビュー:リン=マニュエル・ミランダ

主演・脚本・作詞・作曲を自ら務め、輝かしい受賞歴を誇るブロードウェイ・ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』『ハミルトン』の作者として知られ、現代を代表するエンターテイナーとなったリン=マニュエル・ミランダ。このたび、実写映画化された『リトル・マーメイド』の音楽制作にかかわった思い、創作活動の原点を語ります。



特集:ニューロダイバーシティ

あらゆる人にとって、社会が生きやすいものであってほしい。そう願う人は多いはず。
発達障害の子どもらを支援する中で、臨床心理士の村中直人さんは、子どもたちの困難を「障害」や「病理」と位置づけることに違和感が深まっていったといいます。そんな中で出合った「ニューロダイバーシティ」(脳多様性/神経多様性)という言葉。ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を、それぞれの脳・神経系の差異や特性であるとし、生物学的なバリエーションの一つとして位置付ける考え方です。近年ではすべての人への人間理解の視点としても注目を集めています。
 村中さんに、ニューロダイバーシティと支援の現場から見えることなどについて聞きました。ADHD当事者の小島慶子さん(エッセイスト)と、自閉スペクトラム症とADHD当事者の横道誠さん(京都府立大学准教授)には、自身の経験から考えていることなどを聞きました。


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国際:米国「ローラーダービー」。滑る喜びを分かち合う

1930年代から発展し、今も米国では数多くのアマチュアリーグが存在するチームスポーツ「ローラーダービー」。これまで“白人のスポーツ”と見なされてきましたが、その見方を覆し、すべての人に開かれた差別のないローラーダービーを作ろうと奮闘するプレイターたちがいます。

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ふくしまから:「通い帰還」。暮らしの再建は見通せず

2011年から現在まで、福島県飯館村で唯一の帰還困難区域である長泥地区。5月1日、帰還困難区域の中に設定された「特定復興再生拠点区域」と、同拠点区域外に整備された長泥曲田公園地域の避難指示が12年ぶりに解除されました。
セレモニーに集まった村民は複雑な気持ちを吐露しました。



ビッグイシュー日本版』457号

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)