2023年11月15日発売のビッグイシュー日本版467号の紹介です。
表紙は「奈良美智」、特集は「ジェンダーの生物学」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:歌手 安田レイさん

2013年7月にシングル「Best of My Love」でソロデビューし、2021年2月リリースの「Not the End」が、ドラマ「君と世界が終わる日に」挿入歌として劇中で使用されて話題となった安田レイさん。3年前のワンマンライブのアンコールで、作詞・作曲をはじめてひとりでした曲を披露したことが、歌手としてひとつのターニングポイントだったと言います。そんな安田さんの、曲を作るようになってから変化したこととは?

2.467_モックアップ_目次

スペシャルインタビュー:奈良美智

現在、青森県立美術館で奈良美智さんの個展が開催中です。約40年におよぶ奈良さんの創作の軌跡をたどり、その感性がどのように育まれてきたのかに触れられる展覧会となっています。
2年半ぶりとなる奈良さんへの本誌インタビューでは、展覧会のこと、人生の転機、自分であり続けるために大切にしてきたことなどを聞きました。

3.467_モックアップ_スペシャルインタビュー

特集:今そこにある性 ジェンダーの生物学

「自然界には同性愛があふれている」。そう語るのは、坂口菊恵さん(進化心理学者/大学改革支援・学位授与機構研究開発部教授)。
同性愛は自らの子孫を残すには不利なのに、同性愛の性的指向が集団に存続するのはなぜか? 説得力のある研究成果が出ない一方で、近年、ヒト以外の生物で同性間の性行動が広く見られることが認識されつつあります。“生物の性行動は異性間で生殖を目指して行われるはず”という前提が、崩れつつあるといいます。
たとえば、霊長類のボノボの同性間の性行動はよく知られていますが、アメリカバイソン、イルカ、ペンギン、アホウドリなど、1500以上もの種で同性間の性行動が観察されています。これを生物の一般的な多様性のあらわれとして検討する論文が増えているといいます。
性行動のあり方は、その生物における社会的な性役割(ジェンダー・ロール)に規定されているのではないかと、考える坂口さんに「ジェンダーの生物学」について聞きました。


4.467_モックアップ_特集

本の世界:電話ボックスが素敵に変身!小さな図書館「USED BOOK BOX」

三重県四日市市にある商店街「諏訪新道(すわしんどう)」。その通りに佇む洋風電話ボックスの扉を開けると、そこにはたくさんの本が並んでいました。ここは、公衆電話ではなく、小さな図書館「USED BOOK BOX」。本棚づくりなどの改装を手掛けた、商店街にある陶器店の店主、杉野哲嗣さんに、その誕生物語や込められた思いを聞きました。

5.467_モックアップ_本の世界

国際:『農薬アトラス2023年版』。急増する世界の農薬消費量

現在、世界中で農薬の消費量が増加し、それに伴って深刻な健康被害や環境汚染が広がりつつあります。ヨーロッパでは農業モデルの転換について議論が始まり、環境保護団体が『農薬アトラス2023年版』を発行しました。イタリアのストリートペーパー『スカルプ・デ・テニス』がこの報告書を読み解きました。

6.467_モックアップ_国際


ビッグイシュー日本版』467号

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ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)