2024年3月15日発売のビッグイシュー日本版475号の紹介です。
表紙は「ケイリー・スピーニー」、特集は「生きのびるデザイン」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:プロフィギュアスケーター 本田武史さん
史上最年少の14歳で全日本選手権優勝を飾るとともに、98年長野五輪へも史上最年少の16歳で出場。日本人として初めて競技会で4 回転ジャンプを3 回成功という偉業を成し遂げた本田武史さん。兄と一緒にスピードスケートをしていた9歳の時、フィギュアをやってみないかと声をかけられ、転向することに決めたことが、人生最初の分岐点だったと言います。長野五輪後、この先何をしたらいいのかわからなくなったという本田さんが、米国からカナダへ拠点を移すきっかけとなった出来事とは?
スペシャルインタビュー:ケイリー・スピーニー
ソフィア・コッポラ監督の最新作で、エルヴィス・プレスリーの元妻であるプリシラを演じ、第80 回ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー。13 歳で役者を目指し、話題作への出演を叶えた現在の思いを語ります。
特集:生きのびるデザイン
資源を採掘し、モノを作り、捨てる「リニア(直線)型の経済」は、気候危機、資源の枯渇など地球環境に大きな負荷を与えてきました。それに代わって進められているのが、あらゆる段階で資源の循環的な利用を図る「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」です。
永井一史さん(多摩美術大学教授)は、多摩美術大学の共創プロジェクト“すてるデザイン”を立ち上げ、デザインを通して、ごみを資源として循環させていく手がかりを探ります。
WOTA(ウォータ)株式会社は、電源と約100ℓの種水で、通常2人のシャワーを約100人に提供する「WOTA BOX」などを開発。
ユニ・チャーム株式会社は、使用済み紙パンツを再び紙パンツに戻す水平リサイクルを実現し、自治体や医療・介護施設での実証実験を始めました。
iFixit(アイフィックスイット)は、携帯電話やPCや家電製品、衣類など約10万種類の修理ガイドを12ヵ国語で提供する、世界最大の無料のオンラインコミュニティ。日本でのサーキュラーエコノミー実現はこれからです。
滝田明日香のケニア便り:サバイバル能力が高い、チーターの赤ちゃん
ケニアのマサイマラ保護区で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物治療が可能になった滝田さんは初の肉食獣の治療として、怪我をしたライオンに続き、母親を亡くしたチーターのレスキューに向かいます。(2月15日号の続編)
創刊20周年記念イベント:「今こそ語ろう!生きたい社会のポリティクス」
誰もが「生きたい」と思える社会をつくるために、一人ひとりに何ができるのか? 2月3日に東京・下北沢で開かれた創刊20周年記念トークイベント「いまこそ語ろう!生きたい社会のポリティクス」に約175人が参加。これまでビッグイシュー本誌の特集に登場した3人を登壇者に迎えた、熱い議論のハイライト部分をレポートします。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)