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4月15日発売のビッグイシュー日本版237号のご紹介です。

スペシャルインタビュー ケイト・ブランシェット
ここしばらく映画界から離れていたケイト・ブランシェットですが、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』が、彼女に2度目のオスカーをもたらしました。これまでのキャリア、劇作家の夫との日々について語ります。

国際記事 国家か? 投資家か? 民主主義の土台を揺るがすISD条項
国が環境や国民の健康を守るために法律を制定しようとすると、大企業から告訴されるケースが増えています。貿易協定に盛り込まれるISD条項に、その原因があるようです。

特集 暮らしの源(もと)――里山の風景
もし、世界的な経済恐慌などによって、生活物資が供給されず、都市が機能しなくなったとしたら……。どんな暮らしが可能なのでしょうか?
かつて、暮らしの基盤には「里地里山」文化がありました。近くの山林から山の幸、燃料、生活資材などを採取し、田畑で米や穀物を育てて自給。はるか縄文時代、青森・三内丸山遺跡には植林されたクリ林があり(古里山)、それ以来5千年間、1950年代(昭和20~30年代)まで続いてきた暮らしでもあります。  そこで、石川県の金蔵、埼玉県の三富新田、大阪府の里山倶楽部など、市民が活動する「里地里山」の現場を訪ねました。里山体験、ボランティア参加情報も掲載。また、養父志乃夫さん(和歌山大学教授)には、「時空をこえる里地里山の源流」について聞きました。「里地里山」の今に触れ、未来の暮らし方を考えるヒントを得たい。

被災地から 日本政府の「100ミリシーベルト以下なら安全」は間違い
福島の原発事故後、健康の権利に対する調査を実施してきた国連人権理事会のアナンド・グローバーさんが来日。「広島、長崎の長期低線量被曝調査でも、ゼロより少しでも高ければリスクが高まることが明らかになっている」と、政府による安全基準の問題点を語ります。

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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