6月1日発売のビッグイシュー日本版240号のご紹介です。
スペシャルインタビュー ジョニー・デップ
新作『トランセンデンス』で、死後、デジタルの世界で意識が目覚める天才科学者を演じたジョニー・デップ。人間とコンピューターとの関係、人生、そして旅について語ります。
国際記事 「アトスは命取り」。英国、民間会社による「就労能力調査」
フランスのIT企業「アトス・ヘルスケア社」が、英国政府に委託されて行っていた「就労能力審査」。何千ものケースで、重病人や障害者を就労可能とみなし、国の給付を削るか完全に打ち切るという判断を下していました。
国際記事 台湾の民主主義が始まった。台湾はすでに独立した国
4月10日、立法院の議場を占拠した300人の学生は公約通り退去しました。その場を見守っていた市民、そして学生たちの思いはどうだったのでしょうか。
特集 海と放射能。三陸の世界的漁場は?
“日本の原発1年分の放射能を1日で出す”という青森の六ヶ所再処理工場。本格稼働すれば、下北半島から千葉県銚子沖までの南北約500キロメートルの、三陸・常磐という世界三大漁場のひとつが放射能汚染の危機にさらされるといいます。
ここ72年間、人類は海へ放射能を出し続けてきました。核爆発、核施設、そして福島などの原発事故、この3つすべてに、日本は深くかかわってきました。
そこで、湯浅一郎さん(ピースデポ代表)に「海の放射能汚染の歴史と六ヶ所再処理工場」、また、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人の永田文夫さんと「重茂漁業協同組合」組合長の伊藤隆一さんに、それぞれ話を聞きました。さらに、濱田武士さん(東京海洋大学准教授)に「三陸・常磐の漁業の今とこれから」についてインタビュー。映画『福島 六ヶ所、未来への伝言』も紹介。
海の資源に支えられて生きている日本人。私たちは、三陸・常磐の海、日本と世界の海を守れるのでしょうか。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。
最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。
販売場所検索はこちらです。