8月1日発売のビッグイシュー日本版220号のご紹介です。
スペシャルインタビュー 吉川晃司
ロックンローラーとして、俳優として、孤高の存在感を放つ吉川晃司さん。東日本大震災直後に現地へ向かい、匿名でボランティア活動に携わったといいます。吉川さんに、これまでの考えの物差しを捨てるきっかけになった震災、故郷・広島での原爆のこと、そして日本へのメッセージを聞きました。
リレーインタビュー 私の分岐点 遊佐 未森さん
88年、アルバム『瞳水晶』でデビューし、今年、歌手生活25周年を迎えた遊佐未森さん。物心つく前からよく歌をうたう子どもで、とにかく「歌うことが大好き」「しゃべるより先に歌っていた」といいます。そんな遊佐さんの分岐点は、大ファンだったアイルランドのバンド「ナイトノイズ」と過ごした、オレゴンでの日々でした。
国際記事 イスラエル発、アラブ女性誌『ライラック』
イスラエル・ナザレの街で、女性たちが発行するファッション誌が、ステレオタイプなアラブ女性のイメージに挑戦しています。世界を目指す若手モデル、そして『ライラック』編集長が語る夢とは?
特集 戦争と平和――リアルな平和をつくる
2013年8月、日本。戦後68年の平和を当たり前のように享受してきた私たちと社会。いま、リアルな平和をつくれるのでしょうか?
そこで、作家の高橋源一郎さんと東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンなどで武装解除を指揮した伊勢崎賢治さんのお二人に、「今、平和をつくるために、私たちは何をなすべきか?」を語っていただきました。
高橋源一郎さんは『非常時のことば』などで、3・11以降、日本の国のあり方を考えてこられ、『13日間で「名文」を書けるようになる方法』では大学生とともに憲法前文を書く授業も行っておられます。伊勢崎賢治さんは、現在、東京外国語大学で平和構築・紛争予防講座長を務め、紛争地などからやってきた世界の留学生たちと、「戦争をしない、させない」ために必要なことを考え続けておられます。
また、『軍隊のない国家-27の国々と人びと』の著者である前田朗さん(東京造形大学教授)に現地調査された27の国々の生き方や憲法などについて、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の著者の加藤陽子さん(東京大学文学部教授)には歴史から平和をつくる智恵や工夫について、お話を伺いました。
どうすればリアルな平和はつくれるのか? 私たちはそのつくり手の一人になれるのか?を考えました。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
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