2023年11月1日発売のビッグイシュー日本版466号の紹介です。
表紙は「美弥るりか」、特集は「スポーツを文化にする」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:シンガーソングライター Rihwaさん
北海道・札幌出身のシンガーソングライターで、2012 年にメジャーデビューしたRihwaさん。人生のターニングポイントは、中学卒業後、生まれ育った北海道から単身カナダに留学したことだといいます。
それまで歌が得意と言われたことも、自分で思ったこともなかったというRihwaさんが、歌手を目指すきっかけとなった出来事とは?
スペシャルインタビュー:美弥るりか
2003年に宝塚歌劇団に入団、男役スターとして独自の存在感を放ち、女役も含め幅広い役柄を演じた美弥るりかさん。退団後は、舞台やファッションなど多方面で活躍しています。コロナ禍を機に社会貢献活動にも取り組むその思いを聞きました。
特集:スポーツを文化にする
今もなお、スポーツには「厳しい練習に耐えて、勝利を勝ち取る」という固定概念があります。その背景には、1 9 6 4 年の東京五輪の〝勝利至上主義〟があるのではないでしょうか?
多様な人とスポーツを楽しめる喜びと、社会にしなやかな力を生むスポーツの価値を今、見直すことが必要だと山口香さん(筑波大学教授/柔道家)は言います。
平尾剛さん(神戸親和大学教授/元ラグビー選手)は、根性一辺倒の「スポーツ1.0」と科学的データ依拠の「スポーツ2.0」をこえた「スポーツ3.0」の実現を考えます。
山口さんと平尾さんのお二人に話を聞きました。スポーツ観を変え、スポーツを文化にする時がやってきました。
むかわ町穂別診療所の四季・秋
北海道の穂別に来てから、診療所や特別養護老人ホーム、あるいは自宅で、たくさんの人たちを見送るようになったという香山リカさん。「銀河鉄道の夜」にちなんでその名前が付けられた自治会館「富内銀河会館」、亡くなった男性の家族から届いたメロン……。「人生の終わりって悪いものではなさそう」と語る、秋の穂別診療所からエッセイが届きました。
国際:アジア系ドラァグファミリー「ハウス・オブ・ライス」
カナダ・バンクーバーを拠点とするドラァグファミリー「ハウス・オブ・ライス」。パフォーマンスを通じて人種やジェンダーのあり方を問いかける、メンバーたちの声を聞きました。
国内:一本一本の個性が見えてくる、植物園だから希少種も
森の案内人・三浦豊さんとの森歩き5回目は、大阪府交野市にある大阪最大級の植物園「大阪公立大学附属植物園」へ。
水中に生えるヌマスギ、コナラと柴の里山風景、カシノキの森……、植物園ならではの多様な植物たちの生きる知恵、生きる工夫に触れる一日となりました。