表紙は「クイーン ブライアン・メイ」、特集は「一期一会、新種発見」

2024年1月15日発売のビッグイシュー日本版471号の紹介です。

表紙は「クイーン ブライアン・メイ」、特集は「一期一会、新種発見」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:
株式会社ズクトチエ 共同代表 和田寛さん

子どもの頃から登山やスキーに親しみ、将来は田舎を元気にする仕事がしたいと農水省へ就職した和田寛さん。しかし、任されたのは立法や組織を取りまとめる仕事ばかりで現場に出かけていく機会はほとんどなかったと言います。その後、白馬でスキー場を運営している会社の求人募集を見つけた和田さんは後先も考えず手を上げ、単身赴任することに。スキー産業に飛び込んだ和田さんが見つけた白馬の「隠れた資産」とは?

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スペシャルインタビュー:クイーン ブライアン・メイ

今年2月、新たなボーカリストであるアダム・ランバートとともに来日し、全国4ヵ所全5公演のドーム・ツアーを行うクイーン。そのギタリストであるブライアン・メイが、ファンから寄せられた数々の質問に答え、今は亡き伝説のボーカリストであるフレディ・マーキュリーへの思い、自身の音楽活動で最も誇りに感じられた瞬間などを語ります。

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特集:一期一会、新種発見

地球上には推定870万種もの生物が存在しているそうですが、学名が付いているのはそのうちの2割程度だとも言われています。残りの学名のない生物は、長い進化の歴史を生きてきた(いた)が、まだ人間に見つけられていないだけで、人間がその生物を発見し学名を与えた時、それは新種となります。
新種は生きた個体とは限らず、博物館に保管されていた標本がじつは新種だったり、絶滅した生物が新種であったりすることも。そして、分類学者だけでなく、専門外の人が先入観にとらわれず新たな視点から未知種を発見するケースもあります。
未知の生物が発見され、その生物が新種として記載されるまでには、どのような物語があったのでしょうか? 森久拓也さん(生物写真家)、田金秀一郎さん(鹿児島大学総合研究博物館)、今田弓女さん(京都大学大学院)、馬場友希さん(農研機構)、相場大佑さん(深田地質研究所)に話を聞きました。

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国際:“ごみ”で着飾った荘厳で哀しい精霊たち

ごみを捨てる人がいる。その一方で、ごみに神秘を見出し、環境保護活動に役立てようと考える人もいます。それが写真家ファブリス・モンテイロです。シリーズ作「ザ・プロフェシー(預言)」では、世界各地の荒れ果てた地で、美しくも、ごみなどで着飾った精霊が地面からそそり立つ哀しげな姿を撮影。地球が一刻を争う状況に置かれていることを伝えようとしています。

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