3月15日発売のビッグイシュー日本版283号の紹介です。
表紙は「エディ・レッドメイン」、特集は「はじまる“市民電力”」。
スペシャルインタビュー エディ・レッドメイン
ホーキング博士自身にも演技を絶賛され、オスカーを獲得した『博士と彼女のセオリー』も記憶に新しいレッドメイン。『リリーのすべて』の脚本を渡されてから撮影に入るまでの3年間、今の時代にトランスジェンダーを演じる意味について、考え抜きました。
特集 はじまる“市民電力”
福島第一原発事故から5年。この4月から始まる“電力の小売り全面自由化”で、電力会社を選べる時代がやってきました。「再生可能エネルギーを利用したい」「地元産の電気を使いたい」という人も多いでしょう。
しかし、地域や市民による再エネ発電を重視し、大手電力会社と資本関係がない市民電力は現在12社(3月8日時点)。4月から家庭向けに小売りするのは4社のみ、他は6月や今秋開始を計画しているといいます(※)。
背景には、家庭向けの小売りは薄利多売で一定の契約数が必要なこと、国により再エネの“受け入れ上限”が設けられたことなどがあり、“市民電力”普及の障壁となっています。
そんななか、4月から家庭向けの小売りに挑戦する市民電力「みんな電力」(東京)、「みやまスマートエネルギー」(福岡)、「千葉電力」(千葉)を取材。また、安田陽さん(関西大学准教授)に「電力自由化の本質」について聞きました。
“市民電力の今”をレポート!
国際 「我々帰還兵は、社会に復帰したいんだ」ドイツ、元海外派遣兵の闘い
ドイツはNATOやEU、国際連合の一員として、これまでに約38万人の兵士を海外に派遣しています。アフガニスタンで遭遇した爆発事故をきっかけにPTSDを発症した一人の兵士が、自身と同じ境遇にある元兵士たちのために奔走しています。
ビッグイシューアイ 『亡国記』作家 北野慶さんインタビュー
東日本大震災の教訓を忘れ、原発再稼働へと突き進む日本。次の事故が起きた時、日本はどうなるのか? 近未来を予言したような小説『亡国記』が語るものとは?
ワンダフルライフ 大島公司さん
コピーライターを目指して就職した大手広告代理店を2年で退職。「評価を気にせず、ただ生きてみよう」と決め、好きなことに身体ごと飛び込んできた大島公司さん。冬は毎日、山で猟をするという彼を、宮城県石巻市に訪ねました。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
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