11月1日発売のビッグイシュー日本版298号の紹介です。
スペシャルインタビューはデビュー曲『Jupiter』で知られる平原綾香さん、特集は「循環が社会を変える――シビックエコノミー5」。
スペシャルインタビュー 平原綾香
苦しんでいる人に歌で寄り添うことしかできない。
でも、遠慮しないで、共に乗り越えていきたい
デビュー曲『Jupiter』で知られる平原綾香さんは昨年、「平原綾香Jupiter基金」を立ち上げました。
30代になった今、周りの人々への思いやチャリティ活動を語ります。
特集 循環が社会を変える――シビックエコノミー5
1)不耕起・無農薬の「山地酪農」。林業の再生にも貢献
2)国産の水力発電開発のパイオニア。市民出資の小水力発電所が採用
3)ビジネスパートナーは福祉作業所、廃材をおしゃれな商品に
グローバルエコノミーが不安定になり、先進諸国の経済は停滞、資本主義の限界が囁かれる今。新しいアイディアで社会問題を解決する事業をつくり、これを雇用の場とし、市民もボランティアや寄付、投融資など多様なかたちで参加できる「シビックエコノミー」の活動が広がっています。
これまで本誌は13の事例を紹介してきました。今号では、再生可能な資源をベースに、循環で社会を変えようとする「山地酪農」「水車開発」「アップサイクル」の3つの事業を紹介します。
戦後、ほぼ姿を消した自然放牧を復活させ、不耕起・自然植生で里山の再生をめざす「中洞牧場」(岩手)。初めて国産の「ターゴ式水車」開発に成功し、市民出資の小水力発電所に提供した「田中水力」(神奈川)。福祉作業所と連携して、廃材から魅力的なアップサイクル商品をつくり出す「NEWSED PROJECT」(東京)です。
「市民がつくる希望の経済」の世界に、あなたも参加してみませんか?
(国際)脊柱側弯症のバレエダンサー。ペイジ・フレイザー
脊柱側弯症は自分の個性。誰も、踊るのをあきらめる必要はない
シカゴで活躍するバレエダンサーのペイジ・フレイザーが、夢の実現のために脊柱側弯症を克服した経験について語ります。
(※ 脊柱側弯症とは、背骨が横に湾曲したりねじれたりする原因不明の疾患。思春期の女性に多く発症する)。
(監督インタビュー)『手紙は憶えている』アトム・エゴヤン監督
時間とは? 記憶とは? 回想場面をカット、現在進行形の物語として描く
70年前、アウシュヴィッツ収容所で家族を殺された90歳のゼヴは、収容所の仲間のマックスが書いた手紙を頼りに復讐の旅に出るが……。長く残るホロコーストのトラウマを描いた、映画『手紙は憶えている』のアトム・エゴヤン監督に話を聞きました。
(ワンダフルライフ)パーリー建築
お金はもらわず、空き家に寝泊まりして手作りで改修。友人知人や地域の人、ときには知らない人も巻き込み、楽しみながら交流の場をつくっていく「パーリー建築」。そのスタイルは、20代の二人が「新しい豊かさ」を探す中で生まれました。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
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