5月1日発売のビッグイシュー日本版310号の紹介です。
表紙・特集は「おーい 里山」です。
スペシャルインタビュー:マイケル・ファスベンダー&アリシア・ヴィキャンデル
戦争で社会が傷ついた後、いかにして人々が迫害されるか。
現代の私たちも、まったく同じ問題に直面しています。
映画『光をくれた人』は、第一次大戦後のオーストラリアの孤島で、灯台守として暮らす夫婦の物語。今、最も旬の俳優二人が、人里離れたロケ地でのエピソード、戦争が個人や社会に残す傷について語ります。
映画公式サイト:http://hikariwokuretahito.com/
リレーインタビュー。私の分岐点:モデル 田中里奈さん
「せっかちは損」。執着していた道を手放した時、新たな道が開かれた
原宿系の若者からカリスマ的な人気を誇り、ファッション誌を中心に活躍を続ける田中里奈さん。「思い込んだら一直線」で、まわりからは止まらずに泳ぎ続ける“マグロ”と比較されたことも。そんな田中さんの分岐点は、友人に教わった「焼肉の食べ方」でした。。
田中里奈オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/rina620203/
特集:おーい!里山
保護・保全すべき地域「生物多様性ホットスポット」(世界36ヵ所)の一つに指定されている日本。その重要なポイントが里山です。
そんな里山を守るために活動するのが、岩手県一関市にある「知勝院」。1999年、日本で最初に里山保全のための「樹木葬」を発案、管理放棄された人工林の里山、棚田などをよみがえらせ、好きな低木を選んで墓標としています。
「NPO法人トージバ」(千葉)は、竹林が放置された結果、里山に侵入し樹木を枯らす“竹害”に対して、「竹テント」などを開発し、竹林再生の活動をすすめています。
一方、「NPO法人 東京里山開拓団」(東京・八王子)は、人が里山を持続的に活用できることを目指し、荒れた山林の再生と同時に児童養護施設の子どもたちの活動の場をつくっています。
里山が萌黄色に染まる春、身近な自然とのつき合い、参加を考えてみませんか?
テーマ
1)樹木葬。今、里山の生物多様性を再生するサンクチュアリに
2)竹テント、竹のピラミッドやジャングルジム。押し寄せる竹を活用する
3)山林の荒廃、親と暮らせない子どもを支える。二つの課題に一石二鳥の貢献
国際:チリ、「市民サポーター」が投資、太陽光発電所「ブイン1」始動
エネルギーの民主化プロセスに、市民が参加できる道をつくる
国内電力の5割超を、海外から輸入する化石燃料に頼っているチリですが、3年前から国を挙げて再生エネルギー推進に取り組んでいます。米ブルームバーグと米州開発銀行が昨年出したレポートによると、再エネへの投資指数でラテンアメリカ1位、世界でも中国に次ぐ2位にランクイン。そんな気運の中、市民主導の太陽光発電所が始動しました。
ワンダフルライフ:フリーランス書店員 久禮亮太さん
書店勤め18年の後フリーに。週3日は仕事、週3日は幼稚園の送迎や家事
売上スリップを眺めては、お客さんと本を結びつけようと想像をめぐらせる久禮亮太さん。本棚を編集することで新しいおもしろさを創り出す書店の魅力を、“フリーランス書店員”として追及しています。
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