月に1度、販売者のために人々が集うビッグイシューの「サロン」とは

 ビッグイシューの東京・大阪事務所ではそれぞれ月1回、ビッグイシュー販売者・関係者・ボランティアの皆さんとの交流の場として「月例サロン」を行っています。

2018年4月30日の大阪事務所での「サロン」では、販売者12人に加えて販売サポートスタッフや編集部、外部スタッフ、ボランティア、見学者など10人が集まりました。


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今回の見学者は、大阪大学経済学部で「仕掛学」を学ぶ学生さん3名です。



コーディネートの例。

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1月には書道の先生を招いて書初めも。(東京事務所)

そして、今回の大阪サロンでのテーマは「ビッグイシューのオンライン広報」。

外部スタッフがSNSやビッグイシュー・オンライン、公式サイトを用いて、どのようにビッグイシューの販売者をサポートしているのかということをAIDMA理論を使って簡単に解説しました。

オンライン広報資料2

特に、世間の「自己責任論」「ホームレスの人は怠け者」といった声に対し、Twitterを中心に誤解を正す発信をしているという活動については、参加した販売者から「ありがとう」「支えられてるなあって感じられた」と喜ぶ声があがりました。

路上生活でインターネット環境にない販売者も多いため、「バズる」という言葉もピンと来ない販売者もいます。それでも「自分をサポートしてくれる人が、ビッグイシューの外にもいる」ということに、心強いと感じた様子でした。

定例サロンに来てみませんか

定例サロンはどなたでも参加できるイベントで、日時についてはビッグイシュー基金のボランティアメーリングリストにてお伝えしております。メーリングリストは東西で月に1度開催されるボランティア説明会にご参加の上、登録をしていただいています。

ボランティア説明会への参加をご希望の方は、ビッグイシュー基金までお問い合わせください。
http://www.bigissue.or.jp/

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