8月15日発売の413号、表紙は「ベン・ウィショー」、特集は「生物と第6の『大絶滅』」

2021年8月15日発売のビッグイシュー日本版413号の紹介です。

表紙は「ベン・ウィショー」、特集は「生物と第6の『大絶滅』」です。

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スペシャルインタビュー:ベン・ウィショー

2度の公開延期を経て、10月1日(予定)に封切りされる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。シリーズ最新3作で人気サブキャラクター「Q」を演じるベン・ウィショーは“ガードの堅い俳優”として知られてきました。今回その理由を語り、ジェンダーをめぐる社会の変化に希望を見いだすなど率直な思いを明かします。

特集:生物と第6の「大絶滅」

今、地球上810万種以上の動植物のうち、100万種以上が絶滅の危機に瀕しているといいます。その規模は、過去に5度あった地球上の生き物の大量絶滅期(ビッグ・ファイブ)を上回るとも言われます。
「現在は第6の大量絶滅期に突入。しかもその原因がヒトにある」と山田俊弘さん(広島大学大学院教授)は言います。これに対し多くの人が「生態系のバランスを守るため、生物保全は必要」だとしますが、逆に「絶滅は自然の一過程だから特別なことをする必要はない」と主張する人もいます。賛否、両者の意見に耳を傾け、今ならぎりぎりのタイミングで絶滅を止められると提案する山田さんに話を聞きました。
また「ビッグ・ファイブも第6の『大量絶滅』も謎が深い。滅びの連鎖の“きっかけ”をつくらないことが大事」と言う、土屋健さん(サイエンスライター)のエッセイをお届けします。
第6の「大量絶滅」進行中の今、生物保全を考えるためのセンスを身につけたい。

国際:「あなたの家の薬箱には何が入っていますか?」

ハイチにリトアニア、フランスからブラジルまで。写真家ガブリエーレ・ガリンベルティは、シリーズ「Home Pharma(ホーム・ファーマ)」で各国の家々の薬戸棚を撮影してきました。ファインダーを通して世界中の人々の健康を至近距離で見つめた結果、写し出されたものとは? 

監督インタビュー:『ミッドナイト・トラベラー』ハッサン・ファジリ監督

夫婦と娘2人の幸せな生活が、ある日一転、難民として流浪の日々を送ることに――。約3年間の「難民生活」を、手持ちのスマートフォンで記録した異例のセルフドキュメンタリー『ミッドナイト・トラベラー』。ハッサン・ファジリ監督がその思いを語ります。


表現する人:鉄の“錆”にあるメッセージ性――YASUKA.Mさん

1枚の鉄板を酸化させ、鉄の地肌と錆の濃淡のみで木々や蝶などの姿を描き出し、たたら製鉄の技法で作られた玉鋼を使った作品をプロデュースするなど、日本の伝統工芸とのコラボレーションにも意欲的なYASUKA.Mさん。作品に込めた思いを聞きました。


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ビッグイシュー日本版413号