スペシャルインタビューは「トム・グレナン」、表紙・特集は「平和への準備をしよう」/2月1日発売の『ビッグイシュー日本』496号のご案内

(リレーインタビュー 私の分岐点)ミュージシャン 中村佳穂さん

20歳から京都で音楽活動をスタートし、ソロ、デュオ、バンド、さまざまな形態で、その音楽性を拡張させ続けている中村佳穂さん。子どもの頃から、何らかのかたちで自分を表現したいという思いがあったといいます。はじめは美術大学進学を選んだ中村さんが、「音楽」の道へ進むことになったきっかけとは?

(スペシャルインタビュー)トム・グレナン

英国で最も輝かしい新星の一人、シンガーソングライターのトム・グレナン。ソウルフルな歌声で世界中にファンを増やすグレナンが、ビッグイシューへのサポートや、昨年起こった「反移民」暴動への懸念、新作にかける思いなどを語ります。

(特集)平和への準備をしよう

2024年末、日本原水爆被害者団体協議会はノーベル平和賞を受賞、日本の市民の平和への努力が、世界で認められました。しかし、日本では憲法を変えることもなく、国会審議も尽くされず、戦争のできる国へと変えられつつあります。

政府は、憲法九条による3つの基本政策「専守防衛」「非核三原則」「武器輸出の禁止」をなし崩しにしつつあります。この状態は、2014年の集団的自衛権の行使を解禁する閣議、 年の安全保障関連法制(安保法制)、 年の閣議で決められた安全保障の三文書(安保三文書)によって準備されてきました。年度から5年間で43兆円の防衛費が支出されるといいます。

そこで、2017年のICAN(核兵器廃絶キャンペーン)でノーベル平和賞の受賞にもかかわり、国連での「核兵器禁止条約」採択に尽力した川崎哲さん(ピースボート共同代表)、ジェンダー研究者で平和研究に携わってきた、秋林こずえさん(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)、布施祐仁さん(ジャーナリスト)の3人に、私たち市民が平和を生み出していくための道を聞きました。

(国際)“利他的”な野生動物「ミーアキャット」

アフリカ南部のサバンナ地域や岩場に生息するミーアキャットは、後ろ足で直立してキョロキョロと周囲を見回すような愛らしい姿で知られるマングース科の哺乳類です。群れで行動する野生のミーアキャットですが、彼らはしばしば人間の共同体に近い社会的協調の習性をもつといいます。

米国出身の生態学者で、野生動物フォトグラファーとしての受賞歴もあるジェン・ガイトンの写真とともに、そんなミーアキャットの特徴と魅力を紹介します。

(表現する人)HITOTZUKI心も身体も感覚も鍛えて、描くことで挑んでいく

KAMIが描く曲線と、SASUのシンメトリーのモチーフが呼応した作風で、壁画制作を中心に国内外で活動するアートユニットHITOTZUKI(ヒトツキ)。コロナや自然災害が次々に起こる中、せめて身の回りだけでも平和なものを作っていきたいと語ります。

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