こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部です。現在路上で発売中の「ビッグイシュー日本版」279号から、読みどころをピックアップいたします。

今回は、ビッグイシューで三度目の特集となるシビックエコミーの特集について紹介します。

NewImage>

 

市民の動きで、「社会問題の解決」と「働く場の提供」の両方を目指していくシビックエコノミーび事例の中で、今回は高齢者の生活支援としての便利屋事業、外出支援としてのタクシー事業を行っている岐阜県多治見市の株式会社コミュニティタクシーを紹介します。

株式会社コミュニティタクシーの取締役会長の岩村龍一さんは、あるきっかけで便利屋事業とタクシー事業を行っていくことで、、市民タクシー構想を立ち上げ、「配当金はないが、地域に還元する」と呼びかけ出身金を集め、株主40人と資本金の1000万円を集めています。

しかし、初期投資に予想以上に費用がかかってしまい、設立初期から資金がショート仕掛けてしまう自体に陥ってしまいます。

 

株主のための株式会社ではなく、地域のための会社だから増資に成功

これ以上出資を集めることは無理じゃないかと思いつつ、増資のお願いをしたところ、1500万円の増資がすぐにアルマリ、40人だった株主が72人(現在は69人)にまで増えました。増資に成功した理由として、岩村さんはこのように話します。

高齢者の荷物を運んだり、雨の日は玄関まで迎えに行ったりする事業員の姿を見て、こういう会社が地域に必要だと感じれもらえたからかもしれません。

 

株式会社は、株主に利益を還元していくことができるからこそ、出資を集めることができるのが一般的です。株式会社コミュニティタクシーは、その利益を配当金のように金銭的なもので還元していくのではなく、地域のための事業を行うことで、出資を集めることができています。

市民が自ら参加することで、自分の地域をよくしていく事業に携わることができるシビックエコノミー。市民が作る、市民主体の経済の形にこれからも注目し、みなさんも参加してみてください。

 

この特集では、 健康診断を受けにくい健診弱者に「セルフ健康チェック」の機会を提供し、生活習慣病予防などに貢献する「ケアプロ」(東京)。観たい映画を観るために株主410人が出資し、市民が企画、運営する市民型映画館「シアターキノ」(札幌)の事例を紹介しています。

その他のシビックエコノミーのムーブメントについても知りたい方は、ぜひ254号・265号にもシビックエコノミーの事例を紹介していますので、ぜひ路上にてお買い求めください。

 

また、最新号では他にも、
・映画『ブラックスキャンダル』で、実在した犯罪王ジミーバルジャーを演じるジョニー・デップへのスペシャルインタビュー
・ビッグイシュー・ノースの元販売者へのインタビュー
など、たくさんのコンテンツが掲載されています。





ビッグイシューをいいね!で応援!



最新情報をお届けします

無料メルマガ登録で「ビッグイシュー日本版」創刊号PDFをプレゼント!



過去記事を検索して読む


ビッグイシューについて

top_main

ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。