こんにちは。ビッグイシューオンライン編集部の樋田です。
本誌の288号(6月1日発売)で、カナダ東部のストリート誌『リティネレール』の販売者、アラン・ルパージュさんのストーリーを紹介しているのですが、そのアランさんから、日本の読者に向けてビデオメッセージが届きました。
アランのはにかみスマイルを引き出すのは誰?
彼がアジアを想うひとときとは?
日本語字幕つきです。画面右下の字幕アイコンをオンにしてご覧ください。
ケベック州モントリオールを拠点にする『リティネレール』誌は、1994年創刊で、もともとは薬物依存症の支援グループから始まりました。「リティネレール」とは、ケベック州の公用語であるフランス語で「通り道」の意味をもち、販売者一人ひとりが仕事や家に再びたどり着くための通過点でありたい、という思いが込められています。
また、『リティネレール』の誌面作りには、何人もの販売者が参加していて、アランもメインの書き手の一人だそうです。5月には創刊21周年に合わせ、執筆、編集、デザインのすべてを100%販売者さんたちが手がけた特別号を発行したばかり。その中心メンバーの中にアランがいたことは、言うまでもありません。
Merci beaucoup Alain!
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。