ひと昔と比べてLGBTへの理解も少しずつ浸透してきた昨今ですが、いざ我が子に、そして親しい友人や同僚にLGBTであることをカミングアウトされたらあなたはどういう反応を示しますか。

LGBTコンサルタントである増原裕子さんの講義のエッセンスの後編をレポートします。
前編はこちらから



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ろうのLGBTの参加者のために、当日は手話通訳もあった

「性的マイノリティ」は親が味方になってくれないことが多い

「性的マイノリティ」はマイノリティ(社会的少数派)の一つですが、LGBTの場合、課題の特性として親が味方になってくれないことが多いんですね。これは他のマイノリティと違う部分です。

親御さんになかなか言えないというところから、理解し合えずに傷つき自分を傷つけたり、親に知ってもらいたくてカミングアウトしても、それがきっかけで家に居られなくなったり、家から追い出されてしまったり。親との関係が悪化して絶縁されたなどということも、悲しいことにまだまだあるんですね。

増原さんのカミングアウト体験談

ここで、私が両親にカミングアウトしたときのことをご紹介したいと思います。私は10歳で(自分の性のあり方に)気がついて、大学4年生の最後に初めて親友にカミングアウトするまで、誰にも言えずに思春期を過ごしました。7年間も同じ学校に通った一番仲良しの友達にも、自分の本当の姿、本当の気持ちを言えない。友達に対する罪悪感があって、大学生の頃が一番悩んでいたと思います。

自分のことを隠し続けることがすごくストレスで、もういい加減おかしくなりそうだ、これ以上はもう無理、となってカミングアウトしたのが、彼女たちとの大学卒業旅行の時でした。泣きながらのカミングアウトに、「言ってくれてありがとう」とか「一人で悩んでいたんだね」とか、「早く言ってくれればよかったのに」と、みんな本当に温かく受け止めてくれたんです。私は、この親友たちを失うかもしれないことをすごく恐れていたんですが、何よりも問題は、自分に対して自信が持てないという気持ちの大きさだったということにも気づけたんですね。重要なのは、友達がくれたメッセージによって、レズビアンという性のあり方に、前向きに生きていきたいと思えるようになったことだと思います。

母親にはその頃突然聞かれました。親の気持ちとしては、「違うよ」と否定してほしかったんじゃないかと思います。けれども、私はもう親にもこれ以上嘘をつきたくなかったので、「そうだよ。女の子が好きなんだよ。レズビアンなんだよ」と言ったものですから、本当にショックを受けて、受け入れられない様子でした。

そのときに一番ショックだったのは、私が自分らしい人生を歩もうとすると、親を悲しませてしまうんだと感じたことです。父親には電話で話をしたんですが、「裕子の人生なんだから幸せになってほしいし、好きに生きればいいよ」と言ってもらえて、それはすごくサポートになりました。

私は実家にいる時期も長かったんですが、両親にカミングアウトした後は、家族の中で、私の結婚や性のあり方に関しては一切タブーになっていました。ただ、そういったタブーがあると会話の幅が狭まってしまうんですね。性のことは抜きにしても、TVにLGBTの人が出てきたりするのも都合が悪くて、とても気まずい関係になってしまいました。

それが2000年頃のことで、私がこの活動を始めたのはそれから10年後、30代になっていました。私がやりたかったのは、名前と顔を出して、LGBTも普通に社会の一員として存在しているんだよということを多くの人に知ってもらうことでしたから、名前も顔も出したいということを伝えるために話をしたんですね。両親とも「いいんじゃない」とあっさり背中を押してくれました。10年前はあんなに悲しんで、受け止められないという感じだったのに。

でも、この10年間で、親も変わってくれていました。LGBTについて、インターネットで調べたり本を読んだりして、知識を得ていたんですね。

これから皆さんが、もし、とても大切な人からのカミングアウトを受けたら、それはその人から信頼されている証です。そして、性のあり方というのはその人のアイデンティティーの一部。ですから「性のあり方も含めて、丸ごとあなたを受け入れるよ」と、そんな思いでその人と接してもらえたらと思っています。

同性カップル133組がパートナーシップ証明を

今、社会は大きく変わってきています。まず2015年に、東京都の渋谷区と世田谷区で、同性カップルの関係を「結婚に相当するもの」と認める取り組みがスタートしました。自治体からパートナーシップを認める公的な書類が発行されます。そこから2年たち、今では三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄県那覇市、北海道札幌市と北から南まで、6つの自治体に広がっています。また、他の自治体でもこういった取り組みの検討が始まっています。

なぜこのような制度が始まったかというと、やはり、同性カップルが社会の中でいろいろな困難に直面していることを、自治体が気づくようになったからだと思います。

具体的には例えば、長年連れ添った同性カップルの一方が急に病気になった、事故にあったというとき。これまでは意識を失い搬送センターに運ばれても、家族として会うことができないことも多かったのです。パートナーの関係が認めてもらえないことにより、パートナーの死に目に会えないといった悲しい例は多くあります。

また、例えば一緒にマンションを買うとします。一緒にといっても、どちらかの名義でローンを組み、もう1人はローンの半分を負担することになります。そうして一緒に暮らしていましたが、名義人となった方が急に亡くなってしまった場合どうなるか。家のローンは名義人のものでしかなく、残された方は法的に何の関係もありませんので、その人は住み続けられなくなってしまった、ということも多々ありました。

そのような、病院や不動産など人生において大きな決断となるような際の困り事を防ぎ、同性カップルが公的に認められた家族として社会で生きることをサポートするために誕生した制度なのです。

今、パートナーシップの公的書類を得た同性カップルの数は全国で130組以上。これは自治体にカミングアウトして取得したカップルなので、潜在的にはもっともっと大勢いると思います。今後パートナーシップ制度がより広がり、性的指向・性自認で差別をしないということを自治体の条例に組み込み明文化するといった取り組みを、他の自治体でもどんどん進めてもらうことを望んでいます。

やはり、大事なのは安心して制度を利用できるようにするということです。渋谷区は2年間で24組のカップルが取得しました(2017年11月5日現在)。この24組のうち半分は、この制度があるから引っ越してきたカップルなんですね。これは、暮らしの中でいかに困り事が多いかを物語っている数字ではないかと思います。

生保、不動産、マイレージ――同性カップルにも対象が広がる

次に、企業における変化の事例を簡単にお話します。
2015年に同性パートナーシップ証明書の制度取り組みがスタートした頃から、いろいろな企業サービスのうち、特に家族向けや夫婦向けとされるものでは同性カップルも対象とされるようになってきました。

大きな変化があったのは、まず生命保険です。これまで、どんなに真剣に長く付き合っているパートナーでも、同性パートナーを生命保険の受取人に指定することはできませんでした。しかし、自治体が同性カップルを「結婚に相当する関係」と認める取り組みをするようになったことから、業界が急に動いたということです。

このような、これまで男女でしか構成されていなかった「夫婦」という関係の中に、「男性・男性」「女性・女性」という同性カップルも入るようになってきたというわけです。他にも、携帯電話の家族割や、航空会社のマイレージを合算して一緒に使うといったことも可能になってきています。 また、これまではマンションなどの不動産を買うときも、同性カップルがふうふとして収入を合算することはできませんでした。それぞれお金を持っていて一緒に暮らす家を買うのに、2人のお金を合算できないために、物件の全体数が限られてしまうんですね。けれども、2人の資産を合算した金額でローンを組むことができれば、物件の選択肢も増やせます。

企業サービスのターゲットとして同性カップルが含まれるようになったほか、企業の内部でも、社内にLGBTの相談窓口を作ったり、同性パートナーを福利厚生の対象とするといった取り組みが、少しずつ広がってきています。

こんなニュースが大阪でありました。ゲイのカップルが里親として認められ、ティーンエイジャーの男の子を引き取って育てているというニュースです。

今回は主に、同性のパートナーとお付き合いしている、大人のパートナーシップのお話を中心にしていますが、実は日本でも、子育てをしている同性カップルが増えてきているんですね。

「SOGIハラ(ソジハラ)」って知ってますか?

一つ、覚えておいてもらいたい言葉があります。「SOGIハラ(ソジハラ)」ってご存じですか? SOGI(ソジ)は、英語の「Sexual Orientation(好きになる人の性別)」のSO、それから「Gender Identity(自分の心の性別)」のGI、この頭文字を合わせた言葉です。好きになる性別と心の性別。性的指向・性自認に関して、嫌がらせやいじめをすること、ハラスメント全般を指しています。

これはまだ登場したばかりの言葉ですが、例えば、学校や職場でLGBTを理由に嫌がらせやいじめを受けている当事者が、この「ソジハラ」という言葉を生み出して広めることで、「もうがまんできない」「それはハラスメントだからやめてください」という声を上げ始めたということです。皆さんも、こういったものもハラスメントなんだということを知ってください。

カミングアウトされたとき何ができるか

(LGBTで差別や孤独を感じている人に対して)具体的にどんなことができるでしょう。まずは簡単なこと、言葉遣い。気を付けてほしい言葉があります。差別的な言葉というのは、簡単に人を傷つけます。その差別的な言葉によって深く傷ついた状態を抱える人はとても多いのです。LGBTでいえば、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーという差別的でない、偏見のない言葉があります。これらをぜひ覚えておいてください。

次に、実際に周りの大切な人からカミングアウトをされたら、まだまだ秘密を打ち明けづらいこの社会の中で、自分にカミングアウトしてくれたこと、それは信頼の証だと、うれしいことだと思っていただきたいのです。

「実はね……」と相手からカミングアウトされたときに、「そうだったんだ。話してくれてありがとう」「一人で悩むのはつらかったでしょう」「他の人には話さないから安心してね」「何か困ったことがあれば何でも話してね」そのような言葉をかけてくれるとありがたいと思います。なかでも、「他の人に話さない」というところが大事になります。

今の社会状況では、偏見や抵抗を持っている人も残念ながら多いです。自分から伝えたい、積極的に言いたいと思った相手以外の人に知られることで、ひどく不利益が生じることもあり得る。残念なことですが、まだそういった社会なので、自分の他には誰にカミングアウトしているのかを確認して、勝手に他の人に話さない。この一言(を相手にきちんと伝えてあげること)が大事です。本人の承諾を得ずに、勝手に他の人にばらしてしまうことを「アウティング(暴露)」といいます。

近いところでは2015年に、ゲイの大学生が友人にアウティングされたことから不安定になり、最後には自殺してしまったという悲しい事件がありました。アウティングは、命を奪ってしまうこともあるのです。「アウティング」という言葉と、アウティングをしない、ということをぜひ知っておいてください。

そして、カミングアウトした側、された側のどちらもあまり知識がない場合もありますよね。そんなときには、社会の中にはいろいろと使える支援の体制、リソースがあります。これからいくつか代表的なものをご紹介します。それらの情報を読んで知識を得て、何かのときに紹介してあげてください。

「よりそいホットライン」

http://279338.jp/yorisoi/
厚生労働省の支援で運営されている24時間の電話相談で、番号「4番」にセクシャルマイノリティの専門回線があります。
また、悩んでいるのはLGBTの本人だけではありません。周りの人々、家族もまた孤立してしまいがちです。「LGBTの家族と友人をつなぐ会」(http://lgbt-family.or.jp/)は、そういった方々をつなぐ取り組みをしているNPOです。

「ハートをつなごう学校」

http://heartschool.jp/
このウェブサイトでは、LGBTの特に若い人たちに向けて、有名人から一般人まで、当事者や当事者でない人、いろんな人がメッセージを送ってくれています。
「自分らしくていいんだよ。LGBTでも大丈夫だよ」「僕らは助けたいと思っているよ」ということを伝えてくれるビデオやメッセージがたくさんあるので、こういったものもぜひ使ってください。

「OUT IN JAPAN」

http://outinjapan.com/
著名な写真家であるレスリー・キーさんが、LGBTをカミングアウトしている1,000人以上の人を撮影した写真と彼らのカミングアウトのメッセージを公開しています。どんな想いでカミングアウトしたのか、どんな人生を送っているのかということを知るのに役立つのではないでしょうか。どうもイメージできない、よく分からないと思ったときには、こういったもののも見ていただけるといいと思います。

「アライ=仲間」を広げていくために

最後に、「Ally(アライ)」という言葉ついてお話します。これはぜひ知っておいてほしい言葉・考え方です。
「アライ」は英語の「alliance」がもとになっていて、「仲間」というような意味になります。LGBTを理解し、応援して、ともに行動を起こそうとされる方たちのことを「アライ=仲間」と言うんですね。

まだまだ日本の社会には、(自分の性のあり方について)言うことができずに悩み、鬱になって自殺に追い込まれてしまう人も大勢います。カミングアウトできない状況が大きなストレス、抑圧になっている。LGBTの人の姿はなかなか目に見えず、そうすると、その人が抱えている課題も実態は見えないままです。

そんな中で、どうしたら力になれるかといえば、「LGBTで何か困っているなら助けになるよ。仲間になるよ」と言える仲間、自分は「アライ」だよと伝えるということが、まず始められるアクションなんじゃないかなと思います。そういった人がたくさん増えていくことで、カミングアウトをしたいと思ったときに安心して口にできる、そういった雰囲気がつくられます。

実際には時間がかかると思いますが、少しずつ、カミングアウトはそんなに怖がることじゃないと思えるようになるかもしれません。(目に見えなかった存在が目に見えるようになってくると、)今度は医療や自治体、そして国が、目に見える人たちをもっと助けていこうという取り組みが進みます。そしてまた、LGBTの仲間が増えていく。そんないい循環が回っていくんですね。

ally


 これは、(アライを広げる取り組みのワンステップとなる)ステッカーです。携帯電話やノート、パソコンなど、できるだけ目に見えるところに貼っていただくことで、LGBTの仲間だよというメッセージになります。

マタニティマークや障がいに関するサポートマークを見たことある人は多いんじゃないでしょうか。当事者の側からサポートをお願いしますということを示すマークですよね。

このステッカーは反対で、アライの人から「困っていることがあれば助けますから安心してくださいね」「何かあれば頼ってね」というメッセージの発信なんです。小さなことからでも、具体的にアクションを起こすことでいろいろなことができます。

LGBTの課題は、根強いタブーとして長い間、社会の中でほとんど語られてきませんでした。けれども、自分はLGBTに差別・偏見は持っていないよ、サポートできるよという気持ちを、多くの人ができるだけ発するようにしていくことで、いま変わりつつある社会が、さらに変わっていきます。LGBTも隣で一緒に生きている存在なんだから、積極的に話していこうよ。そういうメッセージを、LGBTの当事者でない人のほうから発信することも大事だと思います。

そして、普段何げなく使っている言葉を意識して、言葉のレパートリー、ボキャブラリーを増やしていくことも、(アライを広げる)一つのステップになります。LGBTの存在が見えていなくても、ただ周りに言えていないだけかもしれませんから、例えば、相手が異性愛者という前提だと、付き合っている相手のことは彼氏や彼女と表現しますね。ここで、「好きな男の子・女の子」でなく「好きな子」と(性別を省くだけでも、もし相手が性別で悩んでいる場合は)自然と少し楽になるかもしれません。
男は結婚して一人前、女のクセに、男だったら・女だったらこうするべき――そういった性別上の固定的な考え方を押しつけるようなことも、少しずつなくしていきましょう。

また、性的指向をネタにしたからかいも、気をつけてやめていく。する側にしてみると大したことではないと感じているかもしれませんが、当事者に与える影響はとても強く、大きなダメージを受けてしまいます。

自分がしなくても、そのような様子を目にしたら、「ソジハラだよ」という言葉を使ってもらうのもいいですし、「傷つく人がいるからやめましょう」と言っていくのも分かりやすい方法です。一つひとつなくしていってほしいと思います。

今日のお話した中で、心に残ったこと、もっと情報を知りたいと思ったことがあれば、ぜひワンアクション起こしてください。このレインボーのステッカーを貼ってみたり、周りの人に話してみたりしていただきたいと思っています。 見た目だけでは、その人の性のあり方は分かりません。見かけがこうだからと(型にはまった考えを)押しつけないこと、そして、LGBTの味方・仲間である「アライ」の存在は、本当に大切です。 「一人ひとりが違っていていいんだよ」と、みんなで優しく言い合える社会になっていったらいいなと私は思っています。

講演内で紹介されたLGBTについての理解を促す動画





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当日は会場外で、LGBTの人が登場するビッグイシューのバックナンバー販売が行われました。

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※この記事は2017年11月に豊中市で開催された”LGBTを知っていますか?「いない」のではなく「見えてない」だけ”の講義内容をもとにしています。


講師:増原 裕子
LGBTコンサルタント。
慶応大学大学院フランス文学修士課程、慶応大学文学部卒業、パリ第3大学留学。ジュネーブ公館、会計事務所、IT会社勤務を経て現在株式会社トロワ・クルール代表取締役。
 

記事作成協力:立石 彩子

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