3月1日発売のビッグイシュー日本版330号の紹介です。
表紙は「田中麗奈」、特集は「8年目の福島―ふくしまの8人」です。
スペシャルインタビュー:田中麗奈
10代でのデビュー以降、数々の映画やドラマで活躍してきた田中麗奈さん。3月公開の日台合作映画『おもてなし』で巧みな中国語を披露する彼女が、20年の女優人生と同作品の魅力を語ります。
▼「おもてなし」(youtube予告動画)
▼「おもてなし」(youtube予告動画)
公式サイト:http://omotenashi-movie.net/
特集:8年目の福島―ふくしまの8人
震災・原発事故から8年目を迎えます。この間、福島の人々はそれぞれ思い考え、行動し、過ごしてきました。そのなかから8人の「My Story」を、福島在住のジャーナリストがご紹介します。
1.きらきらひかる森――オリーブのこと
2.“原発に抱いた愚かな幻”を教訓に――原発標語のこと
3.記録しなければ記憶されない――震災冊子のこと
4.いつか桜並木の下で焼きたい――焼鳥屋のこと
5.自分のなかの火が消えないように――芝居「天福ノ島」のこと
6.知と交流の入会地を築く――暮らすということ
7.激しい怒りを覚えるような時も「心にほほえみを」――生きるということ
8.福島で何が起きたのかずっと語り続ける――帰還困難区域のこと
リレーインタビュー。私の分岐点:安藤桃子さん
映画『0.5ミリ』『カケラ』などの作品の他、自身の手でミニシアターもオープンさせるなど、幅広い活躍を続ける映画監督の安藤桃子さん。人生最初の分岐点は15歳の時、英国へ留学し、そこで徹底的ないじめに遭ったことだと語ります。その時「日本に帰ろう」と英国までやってきた母に、安藤さんはある決意を伝えました…。
『0.5ミリ』(youtube予告動画)
国際:再ホームレス化は40分の1に。低所得者向け住宅を魅力的に模様替え
米国では、ホームレスシェルターを出た人の40%以上が1年以内にホームレス状態へ戻ると言われます。そんな中、引っ越し先である低所得者向け住宅を魅力的に変えることで、その割合が劇的に下がるとNPO「ハンブル・デザイン」は言います。
国際:みんなはトイレのために。トイレはみんなのために!
持続可能なトイレを通して、不衛生になりがちな夏のフェスティバルや、途上国での衛生環境向上をめざす社会的企業ゴルデイマー。ドイツの大学生たちが始めた、ボードゲームや読書もできる、エコトイレのプロジェクトをご紹介します。
ワンダフルライフ:近現代の大ニュース伝える号外。歴史的瞬間に立ち会った感覚
戦争にオリンピックに大事件……。中学生の時に出合った1枚を機に、近現代の新聞号外を収集し続けている小林宗之さん。号外の魅力や収集するおもしろさを聞きました。
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。