2020年4月1日発売のビッグイシュー日本版380号の紹介です。
表紙は「グレタ・トゥーンベリ」、特集は「気候危機に」。

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リレーインタビュー。私の分岐点:やついいちろうさん

97年、お笑いコンビ「エレキコミック」を結成。NHK新人演芸大賞などを受賞する一方、お笑い界一“音楽業界に顔の広い芸人”と言われ、音楽イベントのDJとしても活躍する、やついいちろうさん。「1ヵ月に1回は海外旅行に行く」という旅行好きであり、世界中の人々と交流するなか「僕は人間が好きだし、つまらない人間なんて存在しない」という、自身の哲学や人生の分岐点について語ります。


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特集:気候危機に

 夏の猛暑、台風や豪雨による甚大な被害など、頻発する異常気象にはどうやら地球温暖化の影響もあるらしい。『IPCC第五次評価報告書』はすでに「温暖化には疑う余地がない」と発表しています。
2018年8月、スウェーデン。15歳のグレタ・トゥーンベリさんはひとり国会前に2週間座り込んで「気候のための学校ストライキ」を行いました。これに賛同した若い人たちがFFF(未来のための金曜日)の運動を世界各地で広げています。
トゥーンベリさん、そして日本の若い人たちの活動を紹介。また、江守正多さん(国立環境研究所)に、「異常気象と地球温暖化との関係、地球温暖化の今と近未来、私たちができること」を聞きました。
気候危機に向き合い、未来に備える一歩を踏み出したい。

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スペシャルインタビュー:グレタ・トゥーンベリ

気候変動から「気候危機」へと呼び名を変え、世界の全世代に“緊急事態”を伝えてきたグレタ・トゥーンベリ。容赦ない鋭いスピーチで、これまで耳を塞いでいた大人たちを覚醒させてきました。今年もノーベル平和賞候補に選出された17歳の軌跡を追います。

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グレタさん関連のオンライン限定翻訳記事はこちら
「グレタ支持」な大人たちが持つべき視点 ー 気候変動・環境問題の責任のありかとペナルティについて

国際:ドイツ、薬物依存。“回復の機会(チャンス)”をつくる農場

薬物依存症に苦しむ人々に農業を中心としたさまざまな仕事を提供することで、依存症からの回復を手助けするドイツの「フレッケンビュール農場」。自身も当事者の一人であるロルフ・シュテルクが、このユニークな回復施設について語りました。

農園関連のオンライン限定翻訳記事はこちら
政府が壁で隠した街の空き地にオーガニック菜園。女性たちが育てる持続可能プロジェクト

 ・「柵も作業義務もない収穫自由の農園」-オーストリア 国内最大の難民キャンプでガーデニングを通じて得られるもの

新連載。本の世界:「シェア本屋」。 明日からあなたも本屋!

 今号からはじまる新連載「本の世界」は「森羅万象を表す本たち。世界へのさまざまな扉を開けたい」をテーマに、書籍をめぐる奥深い世界をご紹介していきます。
記念すべき第1回目は「シェア本屋」。りんご箱ほどの大きさの本箱に、各々の出品者が思い思いにセレクトした本を詰めこんで、誰もが“一箱”本屋の店主として本を販売できるお店です。その中で今回は、大阪の「みつばち古書部」、千葉の「せんぱくBookbase」をインタビュー。シェア本屋の魅力に迫りました。

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)