2021年4月15日発売のビッグイシュー日本版405号の紹介です。
表紙は「ソフィア・ローレン」、特集は「“渡り”と“回遊”」です。

スペシャルインタビュー:ソフィア・ローレン
俳優キャリアにして 71 年、1970 年公開の『ひまわり』などで日本でも人気を博したソフィア・ローレン。86 歳となったイタリアの伝説的名優が、息子の監督作品で映画界に戻ってきました。共演相手の役柄は、セネガル生まれイタリア育ちの孤児モモ。第二次世界大戦下の記憶、母を彷彿とさせた脚本、移民をめぐる問題について語ります。
特集:“渡り”と“回遊”
毎年、日本にやって来る渡り鳥や、雄姿を見せ回遊するクジラたち。人が観察できない時、彼らは一体、どこにいて何をしているのでしょうか?
そんな野生動物に小型の記録計を取り付けて移動を追跡する「バイオロギング」という手法によって、彼らの驚くべき行動がわかってきたと、渡辺佑基さん(国立極地研究所准教授)は言います。たとえば、キョクアジサシは北極と南極を移動し、アカボウクジラは最大で2992mの深さまで潜り、その時間は最大138分に及ぶといいます。アデリーペンギンなどの行動を調べてきた渡辺さんに、野生動物の渡りや回遊について聞きました。
今、青空を旋回する姿が美しいツバメ。「ツバメ観察全国ネットワーク」で、市民とともに野鳥のデータを集める神山和夫さん(NPO法人バードリサーチ研究員)に、今も謎多いツバメの話を聞きました。
生きるために地球規模の風や海流の動きを知悉し、利用している彼らの生き方を知りたい。
国際:香港 過去を追悼し、未来に一縷の望みをかけたい
香港のトップ・行政長官の任命や立法会(香港の議会)に普通選挙の導入を求めた「雨傘運動」から6年。今年3月には中国政府が今後の選挙の出馬資格を「愛国者」に限定するとの決定を下し、 香港の高度な自治はすでに失われたとも言われます。
こうしたニュースが飛び交う中、写真家ウィルソン・リーは“大きく国が変わる以前”、18 ~ 19 年の香港を記録した写真集『平和日 As Days Go By』を制作。激動の2020 年に出版した思いを聞きました。
監督インタビュー:『SNS-少女たちの10日間-』ヴィート・クルサーク監督
SNSを通じて行われる子どもへの性的虐待は、どう防げばいいのか? ドキュメンタリー『SNS』で子どもたちが直面する危機を記録したクルサーク監督に話を聞きました。
砂漠、荒野、サバンナ、アラスカなどの過酷な自然環境の中を走り抜く「アドベンチャーマラソン」。これまで16回参加したレースはすべて完走したという北田雄夫さんにアドベンチャーマラソンにかける思いを聞きました。
ワンダフルライフ:アドベンチャーマラソンランナー 北田雄夫さん
砂漠、荒野、サバンナ、アラスカなどの過酷な自然環境の中を走り抜く「アドベンチャーマラソン」。これまで16回参加したレースはすべて完走したという北田雄夫さんにアドベンチャーマラソンにかける思いを聞きました。
**新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急企画第5弾**

2021年3月4日(木)~2021年5月31日(月)まで受付。
販売者からの購入が難しい方は、ぜひご検討ください。
https://www.bigissue.jp/2021/03/18609/

ビッグイシュー日本版405号
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ビッグイシューについて

ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)