2021年11月15日発売のビッグイシュー日本版419号の紹介です。
表紙は「森山未來」、特集は「もはや、多言語」です。

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リレーインタビュー。私の分岐点:エルシャラカーニ・セイワ太一さん

97年、相方の山本しろうさんとお笑いコンビを結成し、THE MANZAI 2011・2012ではファイナリストにも選ばれた、エルシャラカーニのセイワ太一さん。実はコンビを組んで10年ほどが経った時、一度“コンビ解散”の危機があったと語ります。果たして、セイワさんはどのようにその危機を乗り越えたのでしょうか。

スペシャルインタビュー:森山未來

ウェブ連載中からその「エモさ」で話題を呼び、書籍化されるや瞬く間にベストセラーとなった小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』。この映画化にあたって主人公の佐藤役を演じた森山未來が、作品世界と現代の若者、そして映画のテーマである「大人」について語ります。

特集:もはや、多言語

ヒトが言語を獲得したのは人類史のかなり初期だとも言われます。現在、世界には7000以上の言語があり、その半数は文字を持たないといいます。
吉岡乾さん(フィールドワーク言語学者)は北パキスタンで、文字を持たない系統的孤立語のブルシャスキー語など8つの言語を研究しています。吉岡さんは音声言語などを収集する中で、「言語眼鏡を着用すると、日常の暮らしの中に隠された一面が伏流水のように存在しているのが見えてくる」と言います。
一方、日本に暮らす外国人は280万人を超え、日本で話される言語は100を数えます。庵功雄さん(日本語研究者)は、外国人にとって最低限必要な道具としての「やさしい日本語」を提唱、普及に力を注ぎます。「移民の人々は日本社会をともにつくっていくパートナー。日本人と対等に活躍する場を保障すれば、これまで不可能だった発展の可能性も見えてくる」と言います。
お二人が語る言語の世界に耳を澄ませたい。

国際:アフガニスタン、女性の経済的自立を支えた「美容室」

アフガニスタンでは約20年前、タリバン(ターリバーン)政権が倒れた後、美容師の仕事が女性の働き口として急成長していったといいます。しかし今年8月に同政権が復権すると、街中ではサロンの店先に飾られた写真から女性の顔が消え始めました。美容室の相次ぐ閉鎖で、女性たちは収入と集いの場を失っています。

表現する人:路上にしゃがみ込んで描く“ストリートペイント”

松本かなこさんがストリートペイントに出合ったのは、大学を休学して訪れたイタリア・フィレンツェ。そこでは道路にチョークで本格的な絵が描かれていました。そうして「私も描きたい!」と“マドンナーラ”を目指した、松本さんの創作にかける思いとは。

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ビッグイシュー日本版』419号

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)