2022年1月1日発売のビッグイシュー日本版422号の紹介です。
表紙は「ストリートキャット・ボブ」、特集は「もう 自分電力」です。

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スペシャル企画:ストリートキャット・ボブ

ビッグイシューの元販売者ジェームズ・ボーエンを救ったストリートキャット「ボブ」が2020年6月に交通事故に遭い、この世を去ってから1年半――。今年2月、彼の不思議な力にまつわるストーリーの映画化第2弾が公開されます。『ボブという名の猫2 幸せのギフト』の撮影現場をビッグイシュー英国版が取材しました。

新春エッセイ:“犬歯”から考える進化論――更科功

 分子古生物学者として、化石の中のDNAやタンパク質を調べたり、現生生物のDNAから昔の生物を研究することを通じて、生命、進化、遺伝、死、多様性、生存戦略などを解明してきた更科功さん。この新春エッセイでは、チンパンジーとヒトの違いとして“犬歯”に注目。ヒトは「平和で協力的であり、その身体で殺人はできない」というメッセージを導き出します。果たして、犬歯から見えてくる進化の歴史とは?

特集:もう 自分電力

原発と環境問題の両方の解決には省エネと再エネしかないと考えた、建築家の湯浅剛さん。築40年の空き家をリノベーション、電気もガスもつながない事務所兼用住宅で、都会でも問題なくオフグリッドの生活をおくります。

岐阜県の石徹白(いとしろ)集落では、ほぼ全世帯が出資、総工費2億を超える小水力発電所を建設しました。約130世帯分の発電量があり、売り上げは年間2400万円。事業の立ち上げに尽力した平野彰秀さんをはじめ、若い移住者が増えています。

導入可能な日本の再生可能エネルギー量は「日本の電力需要の2.2倍あり、再エネでまかなえる」と、市民が運営する発電所の電気を市民に供給する「グリーンピープルズパワー株式会社」の代表、竹村英明さんは言います。

年の初め、“ゆうゆう”再エネ暮らしのみなさんに話を聞きました。

国際:ドイツ、ベーシックインカムは人生を変えるのか?

もし今月、いつもの給料よりも1000ユーロ(約13万円)多く収入が得られたら、あなたはどうするでしょうか?  それが恒常的に続いたとしたら……?
ドイツで、そんな問いかけを、2014年から社会実験として行っているのがNPO「マイン・グルントアインコメン」(MG)です。さらに20年8月には、ドイツ有数のシンクタンクであるドイツ経済研究所やマックス・プランク研究所、ケルン大学と共同して、規模を拡大した3年間の実証実験の実施を発表、21年6月から開始しています。
ドイツ在住の見市知さんが、MGからベーシックインカムを1年間受給した経験者と同プロジェクトの関係者に取材しました。

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ビッグイシュー日本版』422号

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)