2023年5月15日発売のビッグイシュー日本版455号の紹介です。
表紙&特集は「静かに消えゆく昆虫たち」、スペシャル「ルイス・キャパルディ」です。

リレーインタビュー 私の分岐点:ラッパー ダースレイダーさん
全国東大模試6位の実力で東京大学に入学するも、浪人の時期に目覚めたラップ活動に傾倒し中退。2000年に本格デビューを果たし、注目を集め、現在は眼帯をトレードマークにThe Bassonsのボーカルの他、司会業や執筆業とさまざまな活動を積極的に続けるダースレイダーさん。人生最大の分岐点は、33歳の時に脳梗塞で倒れたこと。病気を通して視野が開け、見えてきたものとは?
スペシャルインタビュー:ルイス・キャパルディ
物心つく頃から歌やギターに親しみ、パブやクラブで演奏してきた、シンガーソングライターのルイス・キャパルディ。若干26歳で、デビューアルバム『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・へリッシュ・エクステント』は全英1位に6週間とどまり、最新シングル「Pointless」は彼自身4曲目の全英1位を獲得しました。キャパルディに、英国のビッグイシューがインタビュー。
特集:静かに消えゆく昆虫たち
今、世界中で昆虫たちが激減しています。ドイツ・クレーフェルト昆虫学会は2016年までの27年間に国内で4分の3以上の昆虫が消え去ったと報告。その後も、世界各地で昆虫の急速な減少を示す研究が進んでいます。
その背景に生息域の喪失、農薬への曝露など多くの理由があります。一方、昆虫たちは植物の受粉、糞や枯葉、死骸の分解など、地球環境を維持するさまざまな役割を担っています。昆虫がいなければ、少なくとも人類は飢えてしまいます。“虫嫌い”の人であってもそれは許容できないでしょう。
デイヴ・グールソンさん(英サセックス大学教授)に「昆虫激減の背景と、共生のために必要な活動」について、石井実さん(大阪府立大学名誉教授)に「絶滅危惧種並みに激減する日本の昆虫たち」について聞きました。また、クレーフェルト・スタディ発表を受けて昆虫保護法を制定したドイツから現地リポートが届きました。
人とともにある昆虫の危機を、乗りこえるためにできることを考えます。
国際:AIチャットボットの認識には、社会の偏見が反映される
言語生成モデルChatGPTなど、驚くほど進化したAI。INSP(国際ストリートペーパーネットワーク)はAIが「ホームレス状態にある人々についてどのように認識しているのか?」を聞いてみました。そして、その認識は変えることができるのでしょうか?
国内:比叡山、“選ばれし森”でブナに出合う
森の案内人・三浦豊さんとの森歩きも4回目です。今回は春の芽吹きの時期、琵琶湖の西南に位置する比叡山・延暦寺を歩き、さまざまな木々の生き方に触れる1日となりました。氷河時代の生き残りであり、“森の主”とも呼ばれるブナに合いに行った9時間に及んだ街歩き。そのハイライト部分をレポート。


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ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)