2024年9月1日発売のビッグイシュー日本版486号の紹介です。
表紙は「キルスティン・ダンスト」、特集は「冬、春、夏をこえた奥能登から」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:
気候アクティビスト 小野りりあんさん
14歳からモデルの仕事を始めるだけでなく、19年には気候変動枠組条約締約国会議の開催地であるスペイン・マドリードへ飛行機に乗らずに旅をするなど、気候危機にアクティビストとして取り組み続けている小野りりあんさん。そんな小野さんの人生の分岐点は小学校3年生の時、あるスピーチを聞いたことがきっかけになったと語ります。果たして、小野さんの運命を変えたスピーチとは?
スペシャルインタビュー:キルスティン・ダンスト
子役時代からの長いキャリアの中で『スパイダーマン』シリーズをはじめとする話題作に出演してきた俳優のキルスティン・ダンスト。3年ぶりの映画主演作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に出演した思い、そして #MeToo に連なる経験などを語る。
特集:進まない震災復旧。冬、春、夏をこえた奥能登から
今も「半孤立集落」が残る珠洲市。13ヵ所の避難所を残し、物資提供と自衛隊活動終了後も入浴の支援などが必要な輪島市。元日の地震から8ヵ月、大きく復旧が遅れている奥能登の今は? 過疎や地理的な条件に加え、原発の問題もありました。
NPO「ピースボート災害支援センター(PBV)」は、能登半島地震直後から、珠洲と輪島に拠点を設け、避難所や在宅避難者へ物資支援や生活水の供給、洗濯支援などを続けてきました。「半孤立集落」の珠洲市大谷地区など、市内5ヵ所で地域支援拠点の運営などを担う大塩さやかさん、ピーク時約1万3600人が避難所にいた輪島市で、物資や入浴の支援、避難所での支援調整を担う辛嶋友香里さんに話を聞きました。
また、1970年代から約35年間の反対運動で計画が中止された珠洲原発。計画地だった地区は今回の地震の影響で1〜2mも隆起しました。珠洲原発を止め、現在も志賀原発の廃炉運動をすすめる北野進さんに、2つの原発の話を聞きました。
いずれも、ジャーナリストの藍原寛子さんが現地取材しました。
国際:オーストラリア。
生活費の高騰で、利用者急増の「フードハブ」
フードバンクなどから寄せられた食料や生活用品、または市販されている商品を無料や低価格で提供し、生活に困窮する人々の食料安全保障を支援する草の根運動「フードハブ」。近年、利用者が急増する中、食品提供を超えた人々の交流も生まれています。
ビッグイシュー・アイ:
国内:
ビッグイシュー・アイ:
市民が社会のルール変更を求める「公共訴訟」
同性婚の法制化や立候補年齢引き下げなど、市民が声をあげ、ルールの変更を求める公共訴訟。その支援に特化したプラットフォームを運営する「認定NPO法人 CALL4」共同代表の丸山央里絵さんに、公共訴訟の社会的な意義と応援の仕方を聞きました。
国内:
トミヤマユキコの「マンガを通して社会問題を考える」
本誌472号(2024.2.1)に続く、トミヤマユキコさんのエッセイ第2弾。トミヤマさんが今、注目する、マンガ7作品を紹介します。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)