2024年12月1日発売のビッグイシュー日本版492号の紹介です。
スペシャルインタビューは「齊藤工×竹林亮」、特集は「『PFAS』フリーの社会へ」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:俳優、モデル 中田クルミさん

17歳でモデルとしてデビューし、現在は俳優として『夜明けのすべて』、ラジオドラマ『嘘つきレトリック』などに出演。DJ、ラジオMCとしても活躍の場を広げている中田クルミさん。そんな中田さんの分岐点は、高校1年生の時、ダンス部での練習中に前十字靭帯(じんたい)を切ったことだと言います。生活の中心だったダンス部をやめ、休みの日に東京へ出かけるようになった中田さんが出合った新しい世界とは?

2.492_モックアップ_目次

スペシャルインタビュー:齊藤工×竹林亮

俳優で映画監督の齊藤工さんが企画・プロデュースし、竹林亮さんが監督を務めたドキュメンタリー映画『大きな家』が12月6日から公開されます。児童養護施設の子どもたちに向き合った時間や今作に込めた思いについて、齊藤さんと竹林監督にインタビュー。



3.492_モックアップ_スペシャルインタビュー

特集:「PFAS」フリーの社会へ

日本でもその危険性がようやく知られ始めた「PFAS(ピーファス) (有機フッ素化合物)」。「水を弾く」「油がにじまない」などの特徴を持つPFASは、フライパンのフッ素加工などさまざまな製品に使用され、製品に止(とど)まらず飲み水(水道)も汚染し、人体に蓄積されて私たちの健康を脅かします。

いま、沖縄、東京・横田の米軍基地や大阪・摂津市のダイキン工場周辺などの汚染をはじめ、青森、山梨、神奈川、千葉、静岡、長野、岐阜、愛知、三重、京都、兵庫、岡山、広島、山口、大分などの水源から高濃度のPFASが検出。汚染の全貌はまだ見えていません。

そんな中、欧米では「PFASフリー社会」に向けた動きも活発化しています。

汚染の調査を続ける原田浩二さん(京都大学大学院医学研究科准教授)、岐阜で市民活動を展開する小川麻実さん(「環境・未来・各務原 PFAS汚染と市政を明らかにする会」代表)、廃棄処分と未規制PFASの問題について調査する高橋雅恵さん(「多摩地域のPFAS汚染から命と健康を守る連絡会」世話人)に話を聞きました。

4.492_モックアップ_特集

ビッグイシュー・アイ:瀬戸義章(よしあき)さん。スマホと1万円の材料でつくるバックパックラジオ

電気が止まってしまっても電池で動かすことができるラジオは、災害時において有効な情報伝達手段の一つ。さらに身近なものにできればと、スマホを活用し、バックパックに放送機材一式が入るコンパクトな「バックパックラジオ」を考案した瀬戸義章さんに、開発の経緯や現在の取り組みなどについて聞きました。

5.492_モックアップ_ビッグイシューアイ

サイ展:アートで伝える絶滅危惧種「サイ」の保護

11月7日から12日まで、サイをテーマにした美術展が東京都内で開かれました。企画した今泉木綿子(ゆうこ)さん(認定NPO法人「アフリカゾウの涙」サイ担当)と7人のアーティストに、作品に込めた思いを聞きました。

6.492_モックアップ_サイ展

『ビッグイシュー日本版』492号

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)