8月1日発売の『ビッグイシュー日本版』388号、表紙は「ジェームズ・ノートン」、特集は「3つの石がつくった地球」

2020年8月1日発売のビッグイシュー日本版388号の紹介です。

表紙は「ジェームズ・ノートン」、特集は「3つの石がつくった地球」

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リレーインタビュー。私の分岐点:エッセイスト 平松洋子さん

買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞するなど、食文化や文芸を中心とした数々のエッセイで人気の平松洋子さん。そんな平松さんの人生の分岐点は、20代半ば「子どもをもったこと」だと語ります。好不調がすぐに身体に現れる子どもを前にして、平松さんが身をもって経験したある気づきとは?

スペシャルインタビュー:ジェームズ・ノートン

NHK総合でも放映されたドラマ『戦争と平和』(′16)で脚光を浴び、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(′20)でますますその名を馳せた英俳優ジェームズ・ノートン。「ビッグイシューの大ファン」と公言し、「007」シリーズの次期ボンド役としても噂される彼が、最新作で演じた実在の記者ガレス・ジョーンズを語ります。

8月14日(金)公開『赤い闇』予告編

特集:3つの石がつくった地球

海岸や川原で美しい石ころに心ひかれ、珍しい石を拾った経験はありませんか? 一説には3000種類以上もある石の世界。それを知るには身近すぎたり、敷居が高いと思いこんでいませんでしたか?

しかし、「石が地球をつくった。3つの石を知れば、石の本質がわかる」と、自称「石屋」の藤岡換太郎さんは断言します。3つの石とは、原始地球が現在の地球となるのに大きな役割を果たした「橄欖(かんらん)岩」「玄武(げんぶ)岩」「花崗(かこう)岩」。太陽に近い地球はケイ素の占める割合が高く多種多様な石を生み、さらに多くの生き物が生きられる大陸をつくった、と深海潜水のプロでもある藤岡さんは言います。

小学生の時に道端で拾った赤い石がきっかけで石の世界に足を踏み入れた矢作ちはるさんは、石の物語を綴った『石の辞典』にまとめました。
藤岡さんに「3つの石と地球の誕生」について、矢作さんに「石をめぐる物語」を聞きました。ようこそ、ストーンワールドへ。

ビッグイシュー・アイ:3600人以上が亡くなった沖縄「戦争マラリア」大矢英代さんに聞く

75年前の沖縄戦時、地上戦の背後で「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれる事件が起きていました。住民たちが、日本軍の命令で熱病・マラリアの有病地に移住させられ、3600人以上が死亡した「戦争マラリア」です。10年前、体験者の話を聞くため波照間島に渡った経験をもつ大矢英代さんは、人々の苦しみを心に刻みつけながらの取材を続けてきました。

国際:肌の色、出身国は関係ない“ブレイクダンス”

 今や世界に広がる「ブレイクダンス」は、人種や肌の色など見た目による偏見・差別を超えた文化を創り出してきました。身体を使い対話を試みて、拳や銃の代わりに争いを解決する手段だといいます。言葉なき差別にさらされる若者たちが、ダンスに打ち込む姿を追いました。

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ビッグイシュー日本版388号