8月15日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「Wet Leg」、特集は「プラスチックフリーな生き方へ」

2022年8月15日発売のビッグイシュー日本版437号の紹介です。

表紙「Wet Leg」、特集は「プラスチックフリーな生き方へ」です。

437_H1_SNS_yokonaga

リレーインタビュー 私の分岐点:渡辺真理さん

1990年にTBSへ入社し、アナウンサーとして報道番組やワイドショーなどに出演。98年からフリーとなり、テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍してきた渡辺真理さん。介護の季節を迎えたご両親と20年以上暮らしてきたその経験から、見えてきたこととは?

スペシャルインタビュー:Wet Leg

ロンドンから南に3時間、人口約14万人のワイト島。ここで生まれ育ったヘスターとリアンが結成したのがインディーロックバンド「Wet Leg」(ウェット・レッグ)です。昨年初めてのシングルを発売すると、頭から離れぬサウンドと皮肉の効いた歌詞、ユーモアある奇妙なミュージックビデオで瞬く間に“2022年の顔”となりました。来年2月には来日公演も決まった二人の姿に迫ります。

プラスチックフリーな生き方へ

たしかに、プラスチックは便利です。けれど、微生物に分解されないそれらは最終的に5㎜以下のマイクロプラスチックとなって世界中の海に流れ込んでいます。また、プラスチックに使われている有害な添加剤が溶け出して、私たちの健康を脅かしていることもわかってきました。

リサイクルにも限界があります。単一素材でないとリサイクルできず、焼却すれば有害なダイオキシンが発生し、二酸化炭素は温暖化を加速する……。

では、いったいどうすればいいのでしょうか?
「使用がすぐにゼロにならなくても、減らすだけで実際の効果がある」と言う、高田秀重さん(東京農工大学教授)に、プラスチックと添加剤のリスク、リサイクルの限界、インターナショナルペレットウォッチの活動などについて聞きました。
高知県でプラスチックフリーな生活を楽しむ服部雄一郎さん(翻訳家)は、「自由で、どこかで世界とつながっている実感がある」と言います。わくわくするエッセイが届きました。

ビッグイシュー・アイ:“戦地のリアル”。「PKO法」による、自衛隊の海外派遣25年の実情

自衛隊は30年前の1992年に制定された「PKO法(国際平和協力法)」により、これまで15のPKO(国連の平和維持活動)などのミッションに参加、その隊員は延べ約1万2500人に上ります。しかし、通算25年間に及ぶその活動の実態は長く国民に知らされてきませんでした。
ジャーナリストの布施祐仁さんは、情報公開制度で入手した内部文書や、隊員や関係者へのインタビューにより、自衛官が派遣された現地の驚くべき実態と、政府の説明との矛盾も含めた「戦地のリアル」を伝えています。布施さんに、ジャーナリストの藍原寛子さんが自衛隊海外派遣の実情を聞きました。

437

ビッグイシュー日本版』437号