4月1日発売のビッグイシュー日本版284号の紹介です。
表紙はブリー・ラーソン、特集は「スローなジャーナリズム」!
特集 スローなジャーナリズム
インターネットやツイッターの影響で“即時性・短文化”が浸透するかのようなメディアの世界。その一方で“スローで長文化”という骨太なメディアが盛り上がりつつあります。2011年に英国で発刊された雑誌『Delayed Gratification』は、3ヵ月ごとに事象を掘り下げ、“意味”を報道。オランダ発の『De Correspondent』は、「政治イデオロギーではなく理想を追求する」「利益よりもジャーナリズム」「読者ではなく参加者」をモットーとして掲げ、年間購読料の60ユーロを支払って、4万人以上が参加します。ニューヨーク発の『Narratively』は、12年に創刊、毎週決めたテーマのもと、毎日1本ずつオリジナル長文記事を更新、現代の千夜一夜物語を報道しています。
また、米国人ジャーナリスト、ポール・サロペックは、アフリカから南米まで、人類拡散の道のりを徒歩で7年かけて“歩くジャーナリズム”を実践中。
さらに、欧米のスローなジャーナリズムの“今”もレポート。
スペシャルインタビュー ブリー・ラーソン
今年のアカデミー賞で、多くのスター女優たちを抑え主演女優賞を受賞した『ルーム』のブリー・ラーソン。誘拐・軟禁事件の被害者かつ幼子の母親という難役を、その芯の部分にある温かな人間性ふくめ、完璧なリアルさで表現してみせました。ビッグイシューアイ なぜ注目されない!? 最も進んでいる若い女性の“非正規化”
若年女性(19歳~24歳)の非正規雇用率は、90年代の10%から現在は40%台に達しています。特に困難を抱えているのが高校中退女性たち。貧困の連鎖が起きている現状を、『下層化する女性たち』の著者、小杉礼子さんに聞きました。国際 安い輸入品と現地製品のギャップ アイ・ウェイウェイの“メイド・イン・チャイナ”の真実
「中国製品は安くて品質が低い」。世界中に浸透するこうした認識の裏に、あまり語られることのない物語があります。オーストラリアで開かれた、世界的芸術家アイ・ウェイウェイの展覧会にちなんで、膨大に海外で消費される中国製品をめぐる問題を考察します。ワンダフルライフ 藤井旭さん
世界中の天文ファンに親しまれながら、2014年に閉鎖した「白川天体観測所」。その創設メンバーであり、45年にわたって星仲間と天体観測を続けてきた藤井旭さんを訪ねました。 この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。 販売場所検索はこちらです。
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。