3月15日発売のビッグイシュー日本版307号の紹介です。
表紙・特集は「どこにもない食堂―誰もがふさわしい場」です。

スペシャルインタビュー:ヴィゴ・モーテンセン
脚本を読んだ時、泣くのと同じくらい笑った。家族のまっすぐな愛を描く
『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役で知られるモーテンセン。4月公開の『はじまりの旅』では、自然の中で6人の子どもを育てる型破りな父親を演じ、今年の米アカデミー賞主演男優賞にノミネート。映画への思いを率直に語ります。
リレーインタビュー。私の分岐点:鈴木おさむさん
結婚して感情の色が増えた。「やった」と「思っている」の間には大きな川
「めちゃイケ」「金スマ」など、数々の人気テレビ番組を担当するだけでなく、映画やドラマの脚本なども手掛けてきた、放送作家の鈴木おさむさん。人生の分岐点は29歳の時、現在のパートナーである森三中の大島美幸さんと知り合い、紆余曲折をへて結婚。彼女に「人としての礼儀とか、いろんなことを教えてもらった」ことだと語ります。特集:どこにもない食堂―誰もがふさわしい場
ただめし、シェフが日替わり、多彩な性の人々、サイン(手話)で注文―そんな食堂が生まれています。
「未来食堂」(東京・神保町)は、カウンター12席だけの日替わり一種だけの定食屋。50分の手伝いで1食分が無料になる「ただめし」券を発行、“誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所”をつくろうとしています。
「コムカフェ(comm cafe)」(大阪・箕面)は、外国人市民が日替わりでシェフとなり、多文化な家庭料理を提供。素の自分でいられて、仲間ができる居場所でもあります。
*オンライン編集部も「コムカフェ(comm cafe)」に訪問、レポートしました。
*オンライン編集部も「コムカフェ(comm cafe)」に訪問、レポートしました。
「irodori」(東京・渋谷神宮前)は、LGBTの人たちが働き、多様なセクシュアリティ、年齢、国籍を超えた人々が集まる“アジアンビストロ”。
「サイン・ウィズ・ミー(Sign with Me)」(東京・文京区本郷)は、手話が公用語で、ろう者が接客し、聴者から「ありがとう」と言われる評判のスープ食堂。
どこにもない“ユートピア”食堂へ、ようこそ! 4つの食堂の、起業と日々の経営に込められた思いを聞きました。
テーマ
1)まかない、あつらえ、ただめし、さしいれ。合理的なのに情緒いっぱい
2)外国人市民が日替わりシェフに。一人の人生を映すメニュー
3)すぐ隣の人、特別じゃないLGBT。食事楽しみながら感じてほしい
4)バリアオーバー。ろう者が「ありがとう」と言われる社会へ
国際:映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』撮影現場レポート
「これが何十万もの人々に、起きている現実なんだ」
病気で失業の大工、シングルマザー、空腹を武器に人々を従わせる
前作での引退宣言を撤回してまで制作された、ケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』。映画からは、弱い者いじめの装置と化した英国の福祉制度に対する、監督の震えるような怒りが伝わってきます。英ビッグイシューが撮影現場を訪ねました。*昨年、ケン・ローチ監督の英国の住宅問題についてのインタビューをビッグイシューオンラインで掲載しています。あわせてご覧ください。
一人ひとりが家を持つという考えは理想論だった―『麦の穂を揺らす風』の名匠ケン・ローチ、英国の住宅問題を語る
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ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。