4月15日発売のビッグイシュー日本版309号の紹介です。
表紙は「ナオミ・ハリス」、特集は「ギャンブル障害 パート2」です。
スペシャルインタビュー:ナオミ・ハリス
ドラッグ依存症のポーラ役。
「私がどんなに境界線を引いても、役は追いかけてきて私を試す」
007シリーズでのボンドの頼れる同僚で知られるナオミ・ハリス。現在公開中の映画『ムーンライト』への出演を、一度は断ったと明かします。ためらうハリスに、ジェンキンス監督がかけた言葉とは?
本年度アカデミー賞作品賞受賞。
映画公式サイト:http://moonlight-movie.jp/
リレーインタビュー。私の分岐点:フォーリンデブはっしーさん
自分を救ってくれた「食」に恩返し。それが僕の“ライス”ワーク
月間200万アクセスを記録し、今や日本一のグルメブロガーとも呼ばれるフォーリンデブはっしーさん。就職後、心身ともに苦しかった毎日の中に、人生の転機が訪れました。http://lineblog.me/fallindebu/
特集:こわされる人間―ギャンブル障害
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。
ギャンブル依存症は、借金や失業による家庭崩壊、犯罪を誘い、社会を破壊する病いです。この8割強は、誰もが行きやすく、利用者の減少を食い止めることを目的に、日々、射幸性を高める開発がなされている“パチンコ・スロット”によるものと言われます。
そこで、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、261号から2年、再びギャンブル問題に向き合いました。
そして「“依存”より強い“嗜癖”(アディクション)」(帚木ゲスト編集長)、「脳科学から見たギャンブル依存」(鶴身孝介さん)、「消費者被害としてのギャンブル依存」(高濱登志子さん)を考え、「世界で際立つ日本のギャンブル事情」(米本昌平さん)、「経済学から見たギャンブルとカジノ」(鳥畑与一さん)についてそれぞれ話を聞きました。
市民の暮らしと社会そのものをこわす「ギャンブル障害」を見つめてみませんか。
テーマ
1)自分の意志が発動しない。治療は月1の通院、週2の自助グループ
2)衝動を抑制する脳(前頭前野)の働きが低下。報酬にも罰にも鈍感
3)多重債務相談の半数はギャンブル。パチンコ店内に銀行ATM
4)消費者庁が、依存生む機械の技術開発をチェックすべき
5)「カジノ合法化」がもたらす、地域経済の破壊と社会的コスト
4)消費者庁が、依存生む機械の技術開発をチェックすべき
5)「カジノ合法化」がもたらす、地域経済の破壊と社会的コスト
国際:ケニア、“干ばつ”という傘に隠された土地の略奪
草、水豊かな地域で略奪が頻発。一番怖い、銃を使う家畜泥棒事件
アフリカゾウの密漁対策のために、NPO法人「アフリカゾウの涙」を立ち上げた滝田明日香さん。今回は、東アフリカを襲う干ばつ、災害を利用したケニアでの土地の収奪と部族間抗争について、レポートが届きました。アフリカゾウの涙公式サイト
ワンダフルライフ:「週間マガリ」管理人―小西亮さん
出た答えは「他力本願」。250人の日替わり店長が1000回のカフェバー
3年半で250人が日替わり店長を務め、年齢・性別・職業問わずいろいろな人がやって来るカフェバー「週間マガリ」。この店を立ち上げた小西亮さんに話を聞きました。▼オンライン版記事
「意識低い系起業家」が作ったカフェバー「週間マガリ」。「誰でも主役になれる店」は、お客が途切れないのに、人件費もかからない
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