6月15日発売のビッグイシュー日本版217号のご紹介です。



特集 対話の時代へ。わかりあえないことから始まるコミュニケーション


今、就活の現場や職場でやみくもに求められている「コミュニケーション能力」。それは一体なに? この問いに答えるため、劇作家の平田オリザさんをゲスト編集長に迎えました。
平田さんは言います。企業が求める「コミュニケーション能力」は、価値観をこえ自分を主張できる「異文化理解能力」と、空気を読んで反対意見は言わない「同調圧力」という矛盾したダブルバインド(二重拘束)の状態にある。それが、若い人や社会全体をひきこもり状態に追いやっているのではないか? 今、日本の社会に必要なのは「対話」と「対話的精神」であると。
10代に“ひきこもり”を体験した劇作家の岩井秀人さんと、平田さんが語る「ひきこもり」対談も実現しました。
わかりあえないことから始まるコミュニケーションを求めて、「対話」の時代を平田さんとともに考えます。



スペシャルインタビュー ナオミ・ワッツ


2004年に起きたスマトラ沖大地震を忠実に再現した映画『インポッシブル』。主役のナオミ・ワッツは『キング・コング』のヒロイン役で知られ、次回はダイアナ妃を演じる予定の、オーストラリアを代表する女優です。『インポッシブル』の過酷な撮影現場や、モデルとなった家族との出会いを語ります。



リレーインタビュー 私の分岐点 小曽根真さん


米CBSと日本人初の専属契約を結び、日本を代表するジャズピアニストとして活躍する小曽根真さん。自身の分岐点は「今のパートナーと出会ったこと。僕の人生は、彼女がしてくれたことに報いるためにある」と語ります。



国際記事 エジプト、頻発するキリスト教徒少女の誘拐


エジプトでは、コプト教徒(エジプト独自のキリスト教の一派)の少女が、忽然と姿を消す事件が相次いでいます。少女たちは、誰に、何のために連れ去られるのか? 背後には、イスラム原理主義勢力の存在が指摘されています。



この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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