2019年3月1日発売のビッグイシュー日本版354号の紹介です。
表紙は「エマ・ストーン」、特集は「9年目のふくしま」です。

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リレーインタビュー・私の分岐点:田畑智子さん

12歳の時に映画『お引越し』で主演デビュー。00年にはNHK連続テレビ小説『私の青空』のヒロインで高く評価され、その後も数々の映画やドラマなどで活躍してきた女優の田畑智子さん。実家は京都・祇園にある料亭で、人生最大の分岐点はその料亭を訪れたお客さんによってもたらされたと言います。果たして、そのお客さんとは?

スペシャルインタビュー:エマ・ストーン

権力、愛、欲望、ロマンス、危機、サスペンス、陰鬱さ、ユーモア、そして少しの狂気―。『女王陛下のお気に入り』は、名作とされる映画が持つあらゆる要素が見事に組み合わさった作品です。『ラ・ラ・ランド』で一躍人気を博したエマ・ストーンが、今回演じた役への思いと30代の自分について語りました。

▽映画『女王陛下のお気に入り』予告編


特集:耳をすまし 目をこらして 伝え続ける―9年目のふくしま

震災・原発事故から9年目を迎える今年。福島在住のジャーナリストたちが「耳をすまし 目をこらして 伝え続ける」人々をご紹介します。

①「未来のために」アーサー・ビナードさん
東京電力の福島第一原発の事故から8年が経ちます。あのころ、詩人のアーサー・ビナードさんは絵本『さがしています』(童心社)の制作中でした。それを終えると、丸木位里、俊夫妻の「原爆の図」をもとにした紙芝居作りに取りかかり、試行錯誤しながら今も制作を続けています。猫を語り部に、細胞を主人公にした紙芝居。ビナードさんのこの8年、そして未来への思いを作品とともに紹介します。

②「反響を呼ぶ『17都県放射能測定マップ』」みんなのデータサイト
全国の30を超える市民放射能測定室のネットワークを生かし、のべ約4千人のボランティアが測定に参加して完成した放射能測定地図と資料集『図説・17都県放射能測定マップ+読み解き集』が大きな反響を呼んでいます。測定は地上の3400ヵ所以上。3刷で約1万1千部を発行しました。マップ集の編集チームに話を聞きました。

③「目に見えない同調圧力を撮る」赤城修司さん
福島第一原発から直線距離で64km、県庁所在地・福島市で家族と暮らしながら、日常の風景を撮り続ける県立高校の美術教師、赤城修司さん。震災後から日記のように欠かさず撮り続け、枚数は67万枚を超えました。写真とともに、赤城さんが思いを語ります。


国際:世界の子どもたちは、毎日何を食べている?

米国の写真家グレッグ・セガールは、地球上のさまざまな大陸の子どもたちに1週間の食事記録をつけてもらい、それをもとに撮影した作品群「Daily Bread」を発表しました。インド、マレーシア、UAE、イタリア、セネガル、ブラジル……。それぞれの国の子どもたちの食事から見えるものとは?

ビッグイシュー・アイ:自宅6畳間のおもちゃ屋さん―横尾泉さん

14年前、子育ての行き詰まりから、おもちゃコンサルタントの資格を取得。反対されながらも、自宅のひと部屋でおもちゃ屋を始めた横尾泉さん。表からは見えない秘密の花園のような、おもちゃ屋さんを訪ねました。

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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