子どもを肥満や糖尿病にさせる先進国の大人たち/米国の写真家グレッグ・セガールが作品群「Daily Bread」を発表

「和食はヘルシーフード」とよく言われるが、世界で最もヘルシーな食生活の国をご存じだろうか。


187ヵ国の成人45億人に調査したケンブリッジ大学による研究(2015年)によると、最も健康的な食生活をしている国のトップ10のうち、9か国がアフリカ大陸だったという。

(なお、日本は比較的ヘルシーだと評価されるものの、塩分が多いとされた)

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色が緑に近いほど健康的な食事(Medical Research Counsilのサイトより)

国内の情勢が不安定かつインフラの整備が不十分ということが、体に良くない加工食品を売りつける外食産業の参入を阻んでいるということのようだ。

米国の写真家グレッグ・セガールは、地球上のさまざまな大陸の子どもたちに1週間の食事記録をつけてもらい、それをもとに撮影した作品群「Daily Bread」を発表した。

『ビッグイシュー日本版』354号では、色鮮やかな食品とともに笑顔を見せる子どもたちのグレッグの作品たちと、彼のショートインタビューを掲載している。

下記は本誌に掲載されていないグレッグの作品の一部。

–Bradley、ロサンジェルスの男の子。

–Anchal Sahni、インドの女の子。

–Pranitha、ムンバイの女の子 

–Beryl Oh Jynn、クアラルンプールの女の子 

–Soulay、ニースの男の子 

–Sira、ダカールの女の子

Amelia, シチリアの女の子

「ヘルシーな食べ物を選びましょう」と呼びかけるだけでは人の行動を変えづらいが、様々な国の子どもたちの笑顔、そして食べたものをレイアウトするこのカラフルな写真群は、大人として子どもに何を食べさせたいのか、についてしばし考える機会を与えている。

※写真家・グレッグ・セガールのショートインタビューは『ビッグイシュー日本版』354号 国際記事にて。

『ビッグイシュー日本版』354号ではこのほかにも、
・リレーインタビュー。私の分岐点:女優 田畑智子さん
・スペシャルインタビュー:エマ・ストーン
・特集:耳をすまし 目をこらして 伝え続ける――9年目のふくしま
・ワンダフル・ライフ:自宅6畳間のおもちゃ屋さん――横尾泉さん
・ホームレス人生相談:30代女性からの「ネット通販がやめられません」の相談
など盛りだくさんです。
ぜひ路上にてお求めください。
SNS用横長画像
https://www.bigissue.jp/backnumber/354/

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