ビッグイシュー日本版 2月1日発売 232号の紹介

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2月1日発売のビッグイシュー日本版232号のご紹介です。

スペシャルインタビュー 中村蒼×佐々部清

平凡な20代の若者が父親の借金をきっかけにホームレス状態へ陥っていく姿を描いた、映画『東京難民』。若者ホームレスとなる主人公を熱演した俳優・中村蒼と、佐々部清監督が、若者の今、そして「やり直しのできる社会」への希望を語ります。

国際記事 英国、居場所・働く力をつくる「ガルゲール・トラスト」

スコットランド・グラスゴーのとあるユニークなプロジェクトでは、精神疾患や失業問題に、バイキング船が一役買っています。かんな削りや機械の音に包まれた、ガルゲールの工場からレポートします。

特集 雪エネルギー。「雪国」日本の資源
日本は世界一の雪国。国土の半分以上の52パーセントが積雪地帯、約2千万人の人々が「豪雪地帯」に住んでいます。こんな例は世界にないといいます。
除雪などの日々の負担が大きい半面、春に解ける雪は地下水を涵養し、稲作や生活の大きな恵みともなってきました。そして今、雪をエネルギーとして活用し、積極的に暮らしに生かしていこうという動きが広がっています。
そこで、長年、雪を用いた冷熱エネルギー研究をされてきた媚山政良さん(室蘭工業大学大学院名誉教授)に「雪エネルギーの可能性と末来」について聞きました。
また、特別豪雪地帯である、新潟県安塚町(現上越市安塚区)では雪エネルギーを実用化。冬場の雪をストックして「冷水循環式雪冷房」を中学校の全室に導入しています。その設計者、伊藤親臣さん(雪だるま財団)にインタビュー、安塚中学校も訪問しました。雪室で食品貯蔵する物産館も取材。
そして、世界で初めて雪の結晶をつくり、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残した、中谷宇吉郎博士を記念する雪の科学館も訪ねました。

基金レポート 『住宅政策提案書』シンポジウム開催

ビッグイシュー基金は2013年12月5日、東京都内で「市民が考える住宅政策」と題するシンポジウムを開催しました。10月に発行した『住宅政策提案書』の検討委員による発表の後、市民のみなさんからは自分や身近な人の困りごと、斬新なアイディアなどが寄せられました。

『ビッグイシュー日本版』の購入

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