3月1日発売のビッグイシュー日本版306号の紹介です。
表紙は「モアナと伝説の海」。特集は「7年目の福島」です。
スペシャルインタビュー:映画『モアナと伝説の海』
誰もが心の奥深くで、夢や情熱、自分らしさを自問している
長年コンビを組み『リトル・マーメイド』『アラジン』などの名作アニメを生み出してきたジョン・マスカー監督とロン・クレメンツ監督。『モアナと伝説の海』制作のために訪れたオセアニアの島々で、「自分自身が変えられるような経験をした」と語ります。
リレーインタビュー。私の分岐点:増田セバスチャンさん
覚悟をくれた『書を捨てよ、町へ出よう』。
自分を受け止めてくれた原宿
きゃりーぱみゅぱみゅのPV美術や、原宿Kawaii文化の発信地として知られる「6%DOKIDOKI」をプロデュースしてきた、アートディレクターの増田セバスチャン。今ではニューヨークで個展を開催するほど世界的な活躍を続けていますが、実は高校を卒業して挫折を経験し、2年間のひきこもり生活をしたことが人生の分岐点になったと語ります。
特集:7年目の福島―帰りますか
東日本大震災から丸6年が過ぎました。原発事故の収束がいまだ見えない中、避難区域が解除される7年目の福島。避難と帰還をめぐる日常について、福島のジャーナリストに現地レポートをお願いしました。
テーマ
1)子どもたちは帰るのか? までいな村の決断のとき
2)避難指示区域の解除と課題。帰るための「除染」の効果は?
3)今は声をあげる時、いつか村に帰りたい。新たな闘いが始まった
4)町の魔法が解かれるには、かなりの時間がかかる―原発難民の詩
5)184人に、子どもの甲状腺がん・疑い。迷走する県民健康調査
6)甲状腺がん手術の体験を発信。『ふあーむ庄野』、健診の重要性を伝える
7)測定も診療も。一人ひとり「みんな大切」に。たらちねクリニック
8)多言語に翻訳され世界に発信。市民の目線で伝える『福島10の教訓』
国際:分け合うことが大事。それで人生がずいぶん楽になる
―アレイダ・ゲバラ
私たちには仕事と住む場所を持つ権利がある
革命家チェ・ゲバラの娘であるアレイダ・ゲバラは、小児科医としてキューバの貧困家庭の子どもたちに寄り添ってきました。デンマークを訪れた彼女が、地元のストリート誌『Hus Forbi』販売者によるインタビューに応えました。
ワンダフルライフ:藤原次男さん
毎日マシジミ、50年。人の目に見えない世界が見えた
教員生活のかたわら、マシジミの観察や研究を続けてきた藤原次男さん。卵生を発見して定説を覆し、世界初の水槽飼育キットも開発した、藤原さんの施設研究室を訪れ、これまでの発見やこれから目指していることを聞きました。
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