7月15日発売の『ビッグイシュー日本版』363号、特集は「多様な魚とたわむれる」、スペシャルインタビューは「ジェシカ・ロース」

2019年7月15日発売のビッグイシュー日本版363号の紹介です。

表紙は表紙&特集は「多様な魚とたわむれる」、スペシャルは「ジェシカ・ロース」です。

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リレーインタビュー・私の分岐点:はるな愛さん

90年代半ばにデビューし、松浦亜弥のものまね“エアあやや”でブレイク。08年に歌手デビューし、翌年にはミス・インターナショナル・クイーン2009で優勝も果たしたタレントのはるな愛さん。そんなはるな愛さんの人生の分岐点は、中学2年生の時、イジメに遭ったことで絶望的な日々を送っていた中、知り合いがニューハーフバーへ連れていってくれたことで訪れたと語ります。

特集:多様な魚とたわむれる

今も、水中を生きる魚は陸の生き物に比べ謎が多く、毎年、数百の新種が発見されるなど、未知の存在でもあります。一方、私たちにとって、魚は食料、釣りや鑑賞などの娯楽、絵や詩などの芸術的な対象として身近な存在であり続けてきました。

脊椎動物の半分以上を占める魚たち。その想像を超える生き方は、私たちの“多様性”に対するイメージや考え方を揺さぶり、ふくらませてくれます。そこで松浦啓一さん(水産学博士)に「多様性、ミステリーだらけの魚たちの暮らし」について伺いました。

また今、魚も「好奇心」や「不安」を感じるなど“心”があることもわかってきました。「魚にだって“心”はある」ことについて吉田将之さん(生物学者)に聞きました。

さらに、魚譜画家の長嶋祐成さんからは、魅惑的なイラスト&エッセイが届きました。
この夏、ビックリする生き方をもつ多様な魚たちに、海や川、水族館で出合いたい。

スペシャルインタビュー:ジェシカ・ロース

『ラ・ラ・ランド』(’17)のルームメイト役として、日本でも注目を集めたジェシカ・ロース。今度は米国で異例の大ヒットとなったコメディ・ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』シリーズで、さらにその名を轟かせています。撮影中は、自身の母親や亡くなった祖父母のことを思いながら挑んだと言います。

国際:英国発、“グリーンなムスリム”とは? 

イスラム教でいわゆる断食月として知られる「ラマダーン」。今年は5月~6月初旬に行われ、徐々に一般的な認知も高まってきた中、若いムスリム(イスラム教徒)の間では新しい動きがみられます。ラマダーンのより深い意義を捉え直し、環境問題や社会活動に取りくむ人が増えているのです。

ビッグイシューアイ:先住民族の反対運動で、ベトナムは原発を白紙撤回 

ベトナム政府は原発建設計画を中止しました。その背景には、原発予定地の先住民族チャム人による抵抗運動がありました。6月24日東京の講演会で、チャム人の文学者インラサラさんがその経緯と思いを語りました。