2021年3月1日発売のビッグイシュー日本版402号の紹介です。
表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:
エトセトラブックス代表 松尾亜紀子さん
2018年にフェミニズムにまつわるさまざまな本を届ける出版社「エトセトラブックス」を設立し、今年1月には東京・世田谷区に本屋もオープン。性暴力に抗議するフラワーデモの呼びかけ人としても知られる松尾亜紀子さん。人生の分岐点となったのは以前勤めていた出版社での出来事。全員が女性の編集チームで出くわした、ある驚きの場面とは。
スペシャルインタビュー:ナオミ・ワッツ
デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』や米国版「ザ・リング」シリーズなどで知られ、オスカーに2度ノミネートされた俳優ナオミ・ワッツ。今作『ペンギンが教えてくれたこと』では小鳥と共演し、動物・家族とともに大きな喪失感を乗り越える女性を演じました。
特集:ふくしま、10年という時間
2011年の福島第一原発事故から10年の月日が経ちました。いま、福島はどのような状況にあるのでしょうか。そして福島にかかわる人々は、どのような思いでこの10年を生きてきたのでしょうか。
今年も福島在住のジャーナリストが現場からのレポートをお送りします。
・「わたしら団塊の世代がいなくなったら、村はどうなるのか」多田宏さん
・「福島は、はじまったばかり。これまでとこれからの福島」赤坂憲雄さん
・「原子力災害考証館を開設。事故が地域にもたらしたことを伝えたい」里見喜生さん
・「市民科学者になって地区の再生をめざす」大越キヨ子さんと志田名の10年
・「2011年の冬が来る前に除染を終えなければならなかった」木村真三さん
・「追い出される矛盾を訴える原発事故避難者」熊本美彌子さん