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ビッグイシューのご案内
廃棄物のコンテナバッグ、消えた店の看板……違う時空からの「置き手紙」アーサー・ビナードさんと被災地を歩き、詩作
詩人アーサー・ビナードさんとともに、福島県内の東京電力福島第一原発事故の被災地を歩き、考え、語らい、参加者全員が詩を作る体験型ワークショップが11月16日に開かれた。国内外からの参加者はこの日、何を感じ、どんなふうに表現 […] -
経済・産業
見通せない2051年の廃炉。福島第一原発、デブリのサンプル採取の結果は?
デブリ採取にトラブル多発。厳しい作業環境と計画の拙速さ 11月2日、東京電力は福島第一原発2号機の核燃料や原子炉内の構造物が溶けて固まった塊、いわゆるデブリをごく微量、格納容器外に取り出した。小石状の形状で大きさは5㎜程 […] -
被災地から
浪江町・赤宇木で、自分たちの足跡を残す記録集/ルーツたどり、60世帯以上にインタビューして完成
福島県浪江町津島大字赤宇木は、約85世帯250人の集落で、いまだに帰還困難区域だ。その赤宇木地区で、今春まで16年間区長を務めた今野義人さんが中心となり、13年かけて調査、取材、執筆、編集した記録集「百年後の子孫たちへ」 […] -
平和・協同
投下訓練で福島市に落とされた“模擬原爆”原爆と原発、二つの「核の人災」伝える渡利地区
アジア太平洋戦争の敗戦間際に、福島市に唯一落とされた爆弾があった。それは原爆の投下訓練弾「模擬原爆」で、渡利地区の水田で作業をしていた一人の少年が命を落とした。この地区は2011年の原発事故でも高い放射線を記録した。少年 […] -
原発ウォッチ!
最大の難関はデブリ取り出し、福島第一原発、廃炉作業はすでに10年遅れ
福島第一原発の爆発事故から13回目の3月11日がやってくる。第一原発の中では廃炉作業が思うように進んでいない。このところトラブルが続いている。2023年10月にはアルプス装置の中で作業員5人が被曝するという事故が起きたば […] -
ビッグイシューのご案内
原発事故から12年、村民帰還率2割。80人参加のシンポジウムで語られた“飯舘村の今”
2011年3月の福島第一原発事故で放射能が降下し、高濃度汚染地域になった福島県飯舘村。いまだに長泥地区に帰還困難区域が残る同村で11月3日、「被災後12年の被害実態、暮らしと村人・村の将来を語る」と題したシンポジウムが開 […] -
健康・衛生
甲状腺がん患った若者たち、原告となって東電を提訴──井戸謙一弁護士(弁護団長)に聞く
2011年3月の東京電力福島第一原発事故後に甲状腺がんになったのは、原発事故による被曝が原因だとして、事故当時、福島県内在住だった当時6歳から16歳の6人が今年1月、東京電力に総額6億1600万円の支払いを求める訴えを東 […] -
平和・協同
ビッグイシューのバックナンバー100冊以上を取り揃える福島県南相馬市の本屋「フルハウス」。柳美里さんと移住し店を開いた理由を副店長の村上朝晴さんに聞く
通常はホームレスの人たちが路上販売している雑誌『ビッグイシュー日本版』だが、ショップやカフェなど人の集まる場所であれば、ホームレスの人でなくともビッグイシューを販売できる「委託販売制度」がある。福島県では2022年9月現 […] -
被災地から
震災から11年。浪江町で「語ろう!会」が開催された
東日本大震災と原発事故から11年。転々と避難を続けるなかで、記憶の底にしまい込まれた震災前の生活の様子や、上の世代から引き継がれた福島県・浪江町民の歴史を語り合いながら、歴史を残すことを考えていこうという催しが、4月20 […] -
被災地から
福島での原発事故について真実を語り続けた元酪農家・長谷川健一さん逝く
自然豊かで畜産が盛んだった福島県・飯舘村。しかし福島第一原発事故後、放射能汚染のために全村避難となり、村民は暮らしと生業を奪われた。その現状を国内外に広く訴え続けた元酪農家・長谷川健一さんが10月22日、甲状腺がんで亡く […] -
原発ウォッチ!
被災建物の解体事業、多額の脱税容疑 下請け企業からの謝礼金や接待が常態化
鹿島建設の元営業部長が8300万円もの多額の脱税容疑で仙台地検から起訴されたと、6月29、30日に複数のメディアが報道した。それらを総合すると、東北営業支店の元部長は福島県富岡町で被災建物の解体事業を請け負う共同企業体 […] -
被災地から
震災から10年。被災前にあった暮らしの記憶 語り部たちが伝え続ける3・11
東日本大震災と福島第一原発事故から10年の今、福島県内もコロナ禍で、県内外から被災地を訪れる人が激減している。被災の記憶と体験を伝え続ける「語り部」3人の思いを聞いた。 「小太郎キツネ」に幸せを託す目黒とみ子さん(みや […] -
ビッグイシューのご案内
3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』402号、表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」
2021年3月1日発売のビッグイシュー日本版402号の紹介です。 表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」です。 -
被災地から
福島県川俣町。来訪者と語り続けるタクシー運転手 一人ひとり、立ち向かっている状況は違う
東日本大震災から間もなく10年。福島の被災地の住民は、日常生活が言葉では言い表せないほど変化し、今も激動の中で模索しながら日々を過ごす人もいる。来訪者に自分自身の言葉で福島を語り続けるタクシー運転手、橋本百夏さんに話を聞 […] -
ビッグイシュー基金
“平日の昼間にサッカーをしていることを受け止められる社会にしたい”。サッカーで居場所を作る東北の団体の想いとは
東北でサッカーを通した居場所を作っている2つの団体がある。宮城県でフリースクールやグループホームなどを運営するNPO法人「まきばフリースクール」と、福島県で不登校の子どもや若者支援を行う団体の混成フットサルチ […] -
原発ウォッチ!
20ミリシーベルト超えるのに飯舘村長泥地区、一括で避難指示解除へ?
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気候・自然
福島第一原発の「汚染水」、1日180トン増加、タンク1千基
経産省“海や大気中への放出処分”を計画強まる、漁業者、住民の反対 東京電力福島第一原発事故直後から毎日発生し続け、敷地内の巨大タンクに保管されている大量の汚染水。今、政府は地元の圧倒的な反対を押し切って、環境投棄に踏み切 […] -
被災地から
「避難者の住まいと人権を守ろう」と支援団体発足/福島県、セーフティネット契約の非情、自主避難する被災者に「2倍家賃請求」「退去訴訟」
「福島県は避難者への2倍家賃請求をやめろ」「避難者を訴えるな」――。「福島原発避難者の住まいと人権を守ろう」と題した集会(呼びかけ人:熊本美彌子さん、村田弘さんら)が10月26日、都内で開かれた。参加した約120人が、行 […] -
被災地から
事故直後に簡素化された“初期被曝スクリーニング検査”。甲状腺がんと「因果関係なし」の結論に異議、福島県に経緯検証を要望
福島第一原発事故の直後、住民や避難者の放射能汚染を測定する福島県のスクリーニング検査の手続きが大幅に簡素化されていた。そのため、検査を受けた人やのちに甲状腺がんを発症した人が、自身の初期の甲状腺被曝量を把握できない状態に […] -
被災地から
原発避難の高校生、ローマ法王と謁見「多くの福島の人々が傷つき、分断されています」現在も続く事故の被害を訴える
「日本政府と東京電力は事故の責任を認めず、そのことで多くの福島の人々が傷つき、分断されています。どうか福島に来て、人々のために祈り、励ましてください」。福島県いわき市から東京都に避難している高校生が実名で立ち上がった。高 […] -
被災地から
国家公務員宿舎からの退去を迫る、福島県の文書。障害や病気、高齢の一人暮らし…追い込まれる生活困窮者
「あえて申し上げます。知事は福島県政の歴史に『棄民強行』の4文字を刻むのでしょうか」 4月4日、福島県内から首都圏などへの避難者や、福島県内外で避難者を支援している人25人が福島県庁を訪れ、この一文が掲載された内堀雅雄県 […] -
被災地から
福島県から首都圏への避難者は約1万8070人。迫られる、国家公務員宿舎からの退去
「ひなん生活をまもる会」(鴨下祐也代表、会員約100世帯)は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、首都圏などに避難している区域外避難者(避難指示区域以外から避難している人)を中心とした団体だ。同会は3月14日、東京 […] -
原発ウォッチ!
福島第一原発2号機で燃料デブリの初調査。取り出しは廃炉工程の最も困難な作業、試算32兆円、廃炉費用はさらに膨らむ?!
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被災地から
自宅の庭は4・1マイクロシーベルト。子どもたちがネットで調べ、避難を決めた
2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故は多くの人々の暮らしを奪った。藍原寛子さんは、福島県内外や海外で取材する中、原発事故を契機に「福島から海外に避難・移住した人々」と遭遇した。海外まで避難した人々をシリーズで5 […] -
被災地から
震災後、各地に避難した人々が再会-福島県、浪江町の小学校校歌を歌う会
「あおげば西の山青く~海風通う~空晴れて~」「歌えよみんな ほがらかに 学びの窓に喜びを~」 東京都・新宿三丁目の「うたごえ喫茶 ともしび」にびっしりと集った人々の声が響き渡る。震災後、原発事故と放射能汚染で福島県浪江町 […] -
原発ウォッチ!
汚染水100万トンに、トリチウム1000兆ベクレル-経済産業省が海洋放出を計画。福島県の漁業関係者・市民は反対
福島第一原発の事故処理で発生している汚染水の量はこれまでで約100万トンにおよぶ。経済産業省はこれを薄めて海へ流してしまう計画について、8月30日に福島県富岡町で、31日に同県郡山市と東京で公聴会を開催、応募に当選した漁 […] -
被災地から
福島原発事故の除染廃棄物、計16㎢の中間貯蔵施設へ運び込み。国有地化が進み、最終処分地になる恐れ
東京電力福島第一原発事故後、放射能による土地の汚染で農作業や居住が制限され、同時に、除染廃棄物の仮置き場として公共用地や個人所有地が占有されるという事態になっている。そして、この問題に抗う人々が現れている。 -
被災地から
福島第二原発の廃炉、ようやく東電が表明。地元から最終処分地を危惧する声
東京電力は6月14日、福島県に対して、東日本大震災後に運転を停止している福島第二原発(楢葉町・富岡町)の原子炉4基すべてを廃炉にする方針を表明した。震災後、福島県と同県議会、住民らが求めた「県内原発の全基廃炉」が、事故か […] -
まちづくり
避難で人口減の福島県楢葉町 街のにぎわい作る“かかし制作”の女性グループ
東京電力福島第一原発から約15〜30キロ南の福島県楢葉町。約8千人の住民がいたこの町は、原発事故とともに多くの住民が避難した。2015年9月に避難指示区域が解除されたが、18年3月現在、約7千人の住民登録があるが実際の居 […] -
ビッグイシューのご案内
廃園になった幼稚園に地域の図書館が開館。地域の寄り合いの場に-など、8年目の福島―ふくしまの8人
震災・原発事故からこの3月で8年目。2018年3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』330号では、特集「8年目の福島――ふくしまの8人」として、福島在住のジャーナリストが8人のふくしまの人々を紹介する。この記 […]