2025年10月1日発売の『ビッグイシュー日本版』512号の表紙・裏表紙は「オアシス」、特集は「人間と薬物。そのつきあい方」です。


(リレーインタビュー 私の分岐点)タレント 戸島 花さん
2005年「AKB48オープニングメンバーオーディション」に合格してデビュー。08年にAKB48を卒業後はSDN48に加入し、12年に卒業した戸島花さん。そんな戸島さんの人生最大の分岐点は高校2年生の時、1期生としてAKB48のメンバーになったことだといいます。もう一つの分岐点は中学2年生の時に漫画『ヒカルの碁』が大好きになり、囲碁を始めたこと。いつか囲碁とかかわる仕事がしたいと思っていた戸島さんがしていたこととは?

(スペシャル企画)オアシス
兄ノエル、弟リアムによって結成された英国のロックバンド「オアシス」。1994年のデビュー以来、数々の名曲によって圧倒的な人気を博しながらも、兄弟間の不和によって2009年に解散。再結成を待ち望むファンの期待も裏切られ続けました。
しかし、15年におよぶ月日が流れた昨年、奇跡の再結成を突然発表。現在、世界ツアーで熱狂を巻き起こし、今月末には待望の来日公演も予定しています。
そんなノエルとリアムの二人は、これまで英ビッグイシュー誌に幾度となく登場。過去のインタビューを振り返り、印象的なエピソードからオアシスの軌跡を振り返ります。

オアシス関連バックナンバー
都市部では売り切れの号も、ビッグイシューさっぽろには在庫があることがあります。お問い合わせください。
(特集)人間と薬物。そのつきあい方
人間は薬物とともに生きてきました。世界各地でさまざまな民族が病気の治療や宗教的な儀礼などに、また「酔い」や「ハイ」を体験するために薬物を使ってきました。こうした地域特有の薬物が、15世紀半ば頃に始まった大交易時代以降、帝国主義国家の植民地政策によって大量生産されて世界に広がり、人間の歴史をも変えてきました。
松本俊彦さん(精神科医、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部部長)は言います。「私たちのごく身近にあるアルコール・タバコ・カフェインは大きな健康障害を生むので『ビッグスリー』、よくニュースになるアヘン・大麻・コカは『リトルスリー』と呼びます」。また、病院で患者に処方される「処方薬」、薬局で売られる「市販薬」などによる依存症者が今、増えているとも。
「薬物そのものによい薬も、悪い薬もなく、『よい使い方』と『悪い使い方』があるだけ」と語る松本さんに、薬物をめぐる人類史を踏まえつつ、身近な薬物とのつきあい方やその怖さについて話を聞きました。

(国際)『もしも君の町がガザだったら』高橋真樹さん
今なお続く、イスラエルによるガザ侵攻。世界各地で市民が「Free Palestine」の声を上げて連帯する一方、現地からの悲報はさらに深刻度を増しています。パレスチナ問題について懸念し、今年7月に『もしも君の町がガザだったら』を上梓したノンフィクションライターの高橋真樹さんに問題の本質を聞きました。

(監督インタビュー)『アフター・ザ・クエイク』井上剛監督
阪神・淡路大震災をモチーフにした村上春樹氏の連作短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作とする映画『アフター・ザ・クエイク』が10月3日より公開されます。独特の村上ワールドを映像化した井上剛監督に作品世界を聞きました。

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