こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部です。現在路上で発売中の「ビッグイシュー日本版」294号から、読みどころをピックアップいたします。

今回は、世界にストリートペーパーが生まれるきっかけについて書かれた記事について紹介します。

 

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ホームレス支援に応じる気持ちはあったが、フードドライブが問題解決に繋がるものとは思えなかった

世界にストリートペーパーが生まれるきっかけとなったのは、ウェンディ・オクセンホーンが、ロックミュージシャンであるハッチンソン・パーソンズから、ホームレスを支援する方法を相談されたことがきっかけです。そして、ハッチンソンは、缶詰食料の寄付を募るコンサートを企画しようと考えていました。

オクセンホーンは、ホームレス支援を行うことに応じる気持ちはあったものの、フードドライブが問題解決につながるものとは思えず。オクセンホーンとパーソンズは、オリジナルの新聞を作ることで、路上生活者たちに仕事と収入の機会を与えるという事業計画を立てました。

 

ホームレスということは、低住所を持たず、仕事を見つけるのはそう簡単ではありません。一方で、道行く人たちのほぼ全員が物乞いの人たちに抱く不満は、『仕事に就け』ということです。

 

ビッグイシューの源流となる、1989年創刊の「street news」がどのように生まれ、イギリス・世界へと広まっていったか非常に面白い記事ですので、続きはぜひ路上で手にとってご覧ください。

 

最新号では他にも

・創刊13周年記念インタビュー 浜 矩子さん
・特集 防災を文化にする
・リレーインタビュー 田中 麗奈さん
・スペシャルインタビュー ライアン・ゴズリング
・国際 たかまる人道支援へのニーズ、増える職員の誘拐や負傷事故

などなど、多彩な投稿が掲載されています。ぜひ、路上にてお買い求めください!





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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。