3月15日発売のビッグイシュー日本版331号の紹介です。
表紙・特集は「てくてく。あるき旅」、トップは「ゲイリー・オールドマン」です。

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スペシャルインタビュー:ゲイリー・オールドマン

“65歳のチャーチル”を演じるため、8ヵ月に及ぶ下準備を重ね、今年アカデミー主演男優賞に輝いたゲイリー・オールドマン。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』にかけた熱い思いを語りました。

▼映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』予告編(youtube予告動画)

特集:てくてく。あるき旅

人は歩いたり入浴している時、不思議なことによく考えがひらめくといいます。何も考えずボォーとしている時、人は最もクリエイティブになっているらしい。
そこで、春三月、「あるき旅」へのお誘いです。身近な山や丘陵、自然道、降りたことのなかった駅、大通りと路地、小さな町の暮らし、おいしい食べ物……。「あるき旅」には、歩いてこそ見つかる景色や人との出会いがあり、もしかしたら感度抜群の自分を見つけられるかもしれません。
“歩く速度”がいいと言う山本ふみこさん(随筆家)。山登りから徒歩旅行まで楽しむ若菜晃子さん(編集者)。歩いて日本縦断した石原淳さん(小学校副校長)。そんなみなさんに「あるき旅」の醍醐味を聞きました。
 また、関本紀美子さん(イラストレーター)にスケッチ事始めの指南をお願いしました。今年5月に100回目を迎える「歩こう会」(販売者のクラブ活動)もご紹介。
 自分だけの「あるき旅」。てくてく、探しに出かけませんか?

リレーインタビュー。私の分岐点:寺尾紗穂さん

シンガーソングライターとして活躍するだけでなく、ノンフィクション作家として原発労働者に関する本なども発表してきた寺尾紗穂さん。人生の分岐点は、大学生の時、東京・山谷の夏祭りで坂本さんというホームレスのおじさんに出会ったことだと語ります。中国語を話し、浮世絵を描き続けた坂本さんに、寺尾さんはある覚悟を問いかけられました。

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オフィシャルサイト:http://www.sahoterao.com/

国際:移民の人権を守る「聖域都市」は米国精神の体現

トランプ政権の発足以来、米国では非正規滞在者の取り締まりが強化され、逮捕数が増加しています。しかし、米国のいくつかの都市は連邦政府の圧力に負けず、移民の人権を守る「聖域都市」として闘い続けています。

ビッグイシューアイ:ナチ独裁への入り口となった「大統領緊急令」と「緊急事態条項」の共通性

1919年に制定され、当時最も民主的だと言われたドイツの「ワイマール憲法」。しかし48条「大統領緊急令」が濫用されて、ヒトラー独裁が生じました。自民党改憲草案の「緊急事態条項」の危険性と併せて、ドイツ近現代史の研究者・石田勇治さん(東京大学大学院教授)に問題点を聞きました。

監督インタビュー:『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』

カナダの女性画家モード・ルイスの半生を描いた映画『しあわせの絵の具』。カラフルな色彩、素朴な構図で自然や人々の生活、猫や牛など動物たちを描いた彼女の画は、観た人すべてを虜にする魅力に溢れています。しかし、その人生は平たんなものではありませんでした。モードの魅力や映画の背景を、監督のアシュリング・ウォルシュに尋ねました。

▼『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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