8月15日発売のビッグイシュー日本版341号の紹介です。
表紙は「リリー・ジェームズ」、特集は「“災害モード”をもつ社会へ」です。

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スペシャルインタビュー:リリー・ジェームズ

8月24日から全国公開される『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』で抜擢された役は、前作で大物女優メリル・ストリープが演じたドナの若き日々。近年ますます注目される英国の若手スター女優、リリー・ジェームズがABBAの音楽映画に出演する喜びと意欲を語りました。


特集:災害モード”をもつ社会へ

6~7月は災害ラッシュでした。6月18日通勤時の大阪北部地震、7月6~8日に西日本豪雨、そして7月28~30日の台風12号は東から西へと逆走して被害をもたらしました。通勤時の地震、広域・連続集中豪雨、逆走台風は何を教えてくれたのでしょうか?

元吉忠寛さん(災害心理学者)は、大阪北部地震の際の鉄道利用者の行動を調査。500人のうち出勤した人は6割、帰宅した人は4割でした。元吉さんは「“社会の方向を変える”ことが必要。リスクの判断ではなく、社会のタイムラインをつくるべき」と言います。

専門家として防災に取り組んできた渡辺実さん(防災・危機管理ジャーナリスト)は、「もはや従来の防災意識や方法では対応しきれない」と言い、“災害への闘い方”を見直し、「『災害モード』という社会のシステムをつくるべき」と提案します。
“災害モード”を確立することが、実災害を減らせる最良の“災害対策”ではないでしょうか。

国際:資金ゼロ、スラムの若者の情熱が生み出した伝説的ラジオ「コッシュFM」

ケニアの首都ナイロビのスラム「コロゴチョ」から生まれた、伝説的なコミュニティラジオがあります。2006年に始まった「コッシュFM」は、娯楽番組とともに“本当に必要な情報”を住民に伝え、時に政治的混乱を避けるためのメッセージを発信してきました。

ビッグイシュー・アイ:“合理的思考”の先に平和がある。戦時下の精神論に負けなかった人たち

9回特攻に出て9回とも生還した特攻隊のパイロット、佐々木友次さん――。作家・演出家の鴻上尚史さんは、佐々木さんにどうしても会いたいと2015年に5回にわたって面会しました。17年に上梓した小説『青空に飛ぶ』、ノンフィクション『不死身の特攻兵――軍神はなぜ上官に反抗したか』の2冊に込めた思いを聞きました。

監督インタビュー:『1987、ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督

わずか31年前、日本がバブル真っ只中の頃、全斗煥大統領による軍事政権下にあった韓国では自由と平等を求める人たちが大きなうねりを起こし、激しい民主化抗争が繰り広げられていました。その事実を描いた『1987、ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督が、映画の背景、歴史を変えた“良心のリレー”について語ってくれました。


ワンダフルライフ:4年間で開業資金を貯め、「星カフェ」開店

店内ではプラネタリウム、屋上では天体観測。星好きの店主がオープンさせた、星をコンセプトにしたカフェが大阪にあります。カフェを訪れ、店主のkeisukeさんにこのお店に込めた思いを聞きました。


『ビッグイシュー日本版』の防災・災害関連バックナンバー

THE BIGISSUE JAPAN225号 
特集:君は、異常気象を見たかい?

過去と現在の実態を知り、異常気象を生きのびる知恵。

https://www.bigissue.jp/backnumber/225/

THE BIG ISSUE JAPAN294号 
特集:防災を文化にする

防災文化へあなたの"初めの一歩"
 pic_cover294
https://www.bigissue.jp/backnumber/225/


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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