10月1日発売のビッグイシュー日本版344号の紹介です。
表紙は「羽生善治さん」、特集は「ネットラジオ『ゆめのたね放送局』」です。

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15周年スペシャルインタビュー:羽生善治 永世七冠

情報があふれる変化の速い時代、あの人ならどう考えるだろうか―と思うことがあります。前人未踏の永世七冠を達成し、今年は国民栄誉賞も受賞した羽生善治さん。稀代の勝負師でありながら豊富な知見と洞察で本質を捉え、刺激を与えてくれます。そんな羽生さんはAIから人間の幸福に至るまで、本誌3度目の登場で投げた変化球もきれいに打ち返してくれました。

*羽生さんファンの方はこちらのバックナンバーもオススメ
販売者の手元にない場合はご注文いただければ次回までに仕入れてご用意が可能です。

https://www.bigissue.jp/backnumber/221/

特集:誰もがパーソナリティ―ネットラジオ「ゆめのたね放送局」

“人生のどん底の過ごし方”をも語る。
2015年6月、大阪の門真市で「人を応援するラジオ」をコンセプトに、「ゆめのたね放送局」をスタートさせた岡田尚起さんと佐藤大輔さん。二人は「生身の人間の息遣いがリスナーに届くのがインターネットラジオ。家庭、職場、学校ではない第3の場として生まれた“SNS”を超える、人がつながる第4の居場所にしたい」と話します。

ネットラジオは、1990年代後半に始まり楽曲の権利処理の問題などをクリアして成長。電波放送と同時配信、団体・企業や個人も配信できる時代になりました。
「ゆめのたね放送局」は現在、40人のスタッフが全国7つの放送局(東京、愛知、大阪、岡山、広島、愛媛、沖縄)で働きます。561人のパーソナリティはほとんどが、LGBT、ひきこもり、障害者などを含む多様な一般人。誰もが自分自身や「ゆめ」について語りきる番組を流します。
放送局を訪ね、岡田さんと佐藤さん、そして8人のパーソナリティに話を聞きました。

リレーインタビュー。私の分岐点:編集者 末井昭さん

工員、看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現・白夜書房)の設立に参加。数多くの雑誌を創刊し、現在はフリーの編集者、エッセイストとして活躍する末井昭さん。末井さんはバブル時代、不動産投機や先物取引、ギャンブルなどで3億7千万円もの借金をつくってしまったそうです。そんなある日、現在の伴侶である神蔵美子さんと出会い、凄まじい勢いで怒られたことが人生最大の分岐点になったと語ります。

監督インタビュー:『Workers 被災地に起つ』森 康行 監督

「雇用労働がすべてではない」。
東北・被災地での「ワーカーズコープ」の取り組み、働く人が一人一票で経営に参加する、新しい働き方。




国際:ミャンマー、ロヒンギャ問題。
国軍による大量虐殺を裏づける証言

ミャンマー西部ラカイン州に古くから住んでいたロヒンギャの村々が跡形もなく破壊され、多数の死者と70万人以上の国外難民が生まれている「ロヒンギャ問題」。徹底した報道規制を行い、国軍による虐殺疑惑を否定し続けてきたミャンマー政府に対し、ロイターは政府の見解と矛盾する証言を次々に得ました。

ビッグイシュー・アイ:民意を反映できる「完全比例代表制」への転換を―上脇博之さん

有権者による投票の50%前後が死票となる、日本の「小選挙区」選挙。そこから生まれる与党は“人工的に作られた多数派”であり、民意の正確な反映を歪めてしまうと話す憲法学者の上脇博之さん(神戸学院大学教授)に話を聞きました。

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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