2020年9月15日発売のビッグイシュー日本版391号の紹介です。
表紙は「ローラ・ダーン」、特集は「“あたりまえ”になる、働き方」です。

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リレーインタビュー。私の分岐点:作家 木村友祐さん

2009年『海猫ツリーハウス』で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。その後、数々の話題作を発表し、最新刊『幼な子の聖戦』が芥川賞候補にもなった作家の木村友祐さん。
 木村さんにとって人生の分岐点となったのは「猫と暮らし始めたこと」。おつれあいの会社の敷地に捨てられていた子猫が突然家にやってきて世話をするうち「人は知らぬ間に自分が生き物であることを忘れ、生産性にとらわれて無理なライフスタイルに埋没してしまう」ことに気づいたと語ります。

スペシャルインタビュー:ローラ・ダーン

13歳でデビューし、役者キャリアは約40年。80年代からデヴィッド・リンチ作品や「ジュラシック・パーク」シリーズで知られるローラ・ダーンが、ついに今年オスカーに輝きました。アカデミー賞助演女優賞を獲得した映画『マリッジ・ストーリー』で演じた離婚調停の弁護士役にちなみ、自身の家族観、女性の尊厳について語ります。




特集:“あたりまえ”になる、働き方

コロナ禍によって在宅ワークが増え、働き方を考え直し、変える機会がやってきました。
これまでは「9時に出社、週5日のフルタイム勤務+残業」があたりまえの働き方だったけれど、じつはコロナ以前から、さまざまな働き方に挑戦している企業があります。

たとえば、30年前の創業時よりワークシェアリングを導入、スタッフ全員時給制、自由出勤制を取り入れてきた「株式会社エス・アイ」。起業を目指す若い人のために「週休4日制の正社員制」を採用している「株式会社ナレッジソサエティ」。“世界中の人を魅了する会社を創ること”を目指し、上司と部下の垣根がないフラットな組織として、社員が自由に時短勤務やテレワークを行う「株式会社アトラエ」。
メンバーが気持ちいい働き方を模索し、時間や場所、休暇を会社の存続や成長につなげている3つの企業を取材しました。
それが“あたりまえ”になる時がやってきています。

国際:オーストラリア・カンガルー島、森林火災で9割のコアラ命を落とす

気候変動の影響で、昨年9月頃よりオーストラリアを襲った未曾有の森林火災では、人命や家屋だけでなく多数の動物も犠牲となりました。コアラの生息地として有名なカンガルー島では、約5万頭のうち生き残ったのは1〜2割。治療して植林地に帰すべく、地元の人たちや全国から集まった飼育係、獣医が奮闘しました。

ビッグイシュー・アイ:HSP。“繊細な人”が社会に必ず存在する意味――串崎真志さん

4人に1人いるとも言われる“繊細な人(HSP)”。人に気を使いすぎ、感覚が過敏なことで、生きづらさを感じることはありますが、豊かな感受性や人を思いやる力もある人たちです。心理学者でHSP当事者でもある串崎真志さん(関西大学文学部教授)に話を聞きました。


**新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急企画第3弾**

新型コロナ対策_第3弾_ハ゛ナー

2020/9/4〜11/30まで受付。
販売者からの購入が難しい方は、ぜひご検討ください。
https://www.bigissue.jp/2020/09/15944/



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ビッグイシュー日本版391号



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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)