2020年10月1日発売のビッグイシュー日本版392号の紹介です。
表紙&特集は「アップデートしたい『LGBT』」、スペシャルは蒼井優さんです。

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スペシャルインタビュー:蒼井優さん

10月16日公開の映画『スパイの妻』で、太平洋戦争前夜の日本を舞台に、自分の信念を貫き通す女性を演じた蒼井優。
「映画に人生を救われてきた」と語る彼女が、役にかけた思い、コロナ禍で気づかされた“大切なもの”について語ります。

特集:アップデートしたい「LGBT」

あなたは自分が、セクシュアリティをもつ当事者なんだと考えたことがありますか?

セクシュアリティは4つの要素(法律上の性別、性自認、性表現、性的指向)に分けて考えると理解しやすくなります。11 人に1 人いるとも言われている「LGBT」を含むセクシュアルマイノリティ(性的少数者)。たとえば、レズビアンの人の「性自認」は女性で「性的指向」も女性。トランスジェンダーの人は「法律上の性別」と「性自認」が一致しません。4つの要素の濃淡によって、一人ひとりのセクシュアリティは多彩なグラデーションになります。

性の多様性や法制度の改善について発信する神谷悠一さん(「LGBT法連合会」事務局長)、中西高大さん(セクシュアリティ分析サービス「anone,」開発者)、からたちはじめさん(漫画『ぼくは性別モラトリアム』著者)に話を聞きました。
誰もが「性」の奥深さを理解し、彩りの豊かな、自由に生きられる社会にしたい。

国際:ベネズエラからコロンビアへ。徒歩で国境こえる難民家族

 2014 年頃から南米ベネズエラでは経済が崩壊し、日常生活を営めなくなった一般市民が隣国コロンビアなどに徒歩で逃れています。米国の写真家グレッグ・シーガルは昨年9月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との共同プロジェクトで、難民家族や子どもが携えてきた荷物を撮影しました。

監督インタビュー:『82年生まれ、キム・ジヨン』キム・ドヨン監督

2016年に刊行された小説『82年生まれ、キム・ジヨン』は、韓国で130万部を超えるベストセラーとなり、社会現象となりました。日本でも18年に翻訳版が発売されるとすぐに重版され、売り上げは20万部を超えました。その話題の小説を映画化したのが本作です。多くの女性たちが「私の物語だ」と共感し、自分の口で語り始めることが、変化の一歩になると語るキム・ドヨン監督に、映画に込めた思いをたずねました。

秋の夜長に10冊:過去が打ち寄せる“静かな物語”岡崎武志

天高く馬肥ゆる秋、夜も日に日に長くなっていく中で、味わい深さを増していくのが読書の楽しみです。そんな秋の夜長にぴったりの10冊を書評家の岡崎武志さんがセレクト。キーワードは「思い出と、穏やかさと、胸の鼓動」。ジュンパ・ラヒリ、森鴎外、カズオ・イシグロ……。名高い作家の作品から知られざる逸品まで、過去が打ち寄せる“静かな物語”を手にとってみませんか。


**新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急企画第3弾**

新型コロナ対策_第3弾_ハ゛ナー

2020/9/4〜11/30まで受付。
販売者からの購入が難しい方は、ぜひご検討ください。
https://www.bigissue.jp/2020/09/15944/

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ビッグイシュー日本版392号



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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)