2022年3月1日発売のビッグイシュー日本版426号の紹介です。
表紙は「ピーター・ディンクレイジ」、特集は「海洋放出考 ふくしまの11年」です。

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リレーインタビュー:画家 井田幸昌さん

2016年に現代芸術振興財団主催「CAF賞」で審査員特別賞を受賞、17年にはレオナルド・ディカプリオ・ファウンデーション主宰のチャリティオークションに最年少で参加するなど、国際的にも注目を集める井田幸昌さん。順風満帆のように見える活動も、最初は不登校、3回連続の藝大不合格といった苦労があったといいます。その際、画材や絵に関する道具もすべて燃やした井田さんが、就職先の石屋さんで迎えた人生の分岐点とは?

スペシャルインタビュー:ピーター・ディンクレイジ

米ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要人物の一人、ティリオン・ラニスター役で最もよく知られている、ピーター・ディンクレイジ。
名作戯曲を映画化した最新作『シラノ』では、主人公のシラノ・ド・ベルジュラック役を熱演。剣術に長け、話術も巧みなシラノですが、容姿に自信がなく、思いを寄せるロクサーヌの心を射止められないと思い込んでいます。52歳のディンクレイジが『シラノ』と若き日の自身について『ビッグイシュー英国版』に語りました。


特集:海洋放出考 ふくしまの11年

昨年、国は東京電力福島第一原発の敷地内のタンクにたまり続けているトリチウムなどを含む汚染水を、2023年から30年以上かけて海に流すことを決めました。トリチウムと放射性炭素、それに公表されている62の放射性核種を多核種除去設備(ALPS)で取り除いたり、海水で薄めたりして流すといいます。
もともとは事故で溶け落ちた燃料デブリ(核燃料などが冷えて固まったもの)にふれた水。ほかにも、さまざまな放射性核種や有機物、金属などが含まれています。ALPSですべては取り除けず、海水で薄めても実質の量は変わらず、生きものへの影響もわかっていません
ほんとうに海に流してもいいのですか。福島在住ジャーナリストたちによる、現地からのレポートです。

1.高野武さん 「漁民の経験値が鳴らす海の汚染への警報」
2.水口憲哉さん「放射能汚染と闘った漁民の歴史から学ぶ」
3.天野光さん 「海に流してはいけない」
4.酒井英治さん「自分で学び、考え、判断してほしい」

国際:コスプレは「ひとつのエンパワーメント」

アニメやマンガのキャラになりきるコスプレを通じて、肌の色にとらわれない表現を訴える一人の女性がいます。ティフ・フォン・バッツィにとってコスプレは単なる趣味ではなく、社会の意識を変えようとする試みです。さまざまな表現上で、人種の平等を訴えるファン集団の動きも注目されます。

ビッグイシュー日本版』426号

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)