2022年11月1日発売のビッグイシュー日本版442号の紹介です。
表紙は「トム・デイリー」、特集は「幸せ呼ぶ、子育て支援」です。

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リレーインタビュー:斎藤真理子さん

2015年『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞し、20年には『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳大賞を受賞した、翻訳者の斎藤真理子さん。朝鮮語を学び始めたきっかけの1つは、同年代の若者が数多く殺害された「光州事件」の衝撃だったと語ります。

スペシャルインタビュー:トム・デイリー

英国の男子高飛び込み競技選手トム・デイリーは、当時19歳で自身がゲイ(男性同性愛者)であると公表。以来スター選手としての立場を活かし、LGBT+アスリートの権利向上に取り組んでいます。コモンウェルスゲームズ出場国の半数以上が同性愛者を違法とする現状を変えていきたいと願うデイリーに、『ビッグイシュー英国版』が思いを聞きました。

特集:幸せ呼ぶ、子育て支援

いま、日本の出生率は1・30(2021年)。これが最も低かったのは2005年の1・26。最高は団塊の世代が生まれた第1次ベビーブーム(1947~49年)の4・3~4・5でした。
子育て支援の役割は「次世代の人々がよりよい人生を送り、よい社会を築くうえで不可欠な投資」「少子化対策を超えて考える」と語るのは、労働経済学を研究する山口慎太郎さん(東京大学大学院教授)です。
そこで、3つの自治体の試みにも注目しました。若い世代の定住が進み出生率日本一(2・95。19年)の岡山県奈義町の「チャイルドホーム」は乳幼児だけではなく小学生も集います。人口増加率1位(21年)の千葉県流山市では、主要駅に駅前送迎保育ステーションをつくり送り迎えをサポートします。中核市人口増加率1位(20年)の兵庫県明石市は、育児の不安や悩みを聞きながら毎月「おむつ定期便」を届けます。
山口さんには経済学的視点から見た子育て支援の提案を聞き、奈義町、流山市、明石市のそれぞれの支援方策を取材しました。


国際:ウクライナ。ロマの人々が直面する差別、棲み分け、孤立

「ウクライナから戦火を逃れたロマの難民が避難先の国で差別を受けている」。そんな報道に触れたことがきっかけでヨーロッパへと渡り、取材を続けてきた写真家でジャーナリストの小原一真さん。その撮影から見えてきた、ロマの人々の現状とは?

監督インタビュー:『土を喰らう十二ヵ月』中江裕司監督

水上勉の料理エッセイ『土を喰う日々――わが精進の十二ヵ月』を原案に、中江裕司監督が脚本を書き上げ、沢田研二が演じた映画『土を喰らう十二ヵ月』。中江監督に制作秘話を聞きました。




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ビッグイシュー日本版』442号

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)