2023年2月15日発売のビッグイシュー日本版449号の紹介です。
表紙は「ミシェル・ヨー」、特集は「街にやってくる野生動物」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:漫画家 ひうらさとるさん

1984年『なかよし』にてデビュー。『月下美人』『ホタルノヒカリ』などの作品で知られる漫画家のひうらさとるさん。人生最初の分岐点は高校3年生の時に漫画家デビューを果たしたこと。その時、父と編集担当の間で交わされたあるやりとりとは?

スペシャルインタビュー:ミシェル・ヨー

マルチバース(多元宇宙)とカンフー・アクションという異色の組み合わせが話題を呼び、2022年度の映画賞を席巻している『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。さまざまな映画へのオマージュを詰め込んだ本作で、いくつもの「パラレルワールドの自分」を演じ分けたミシェル・ヨーが、これまでの人生を振り返りながら作品への思いを語りました。



特集:街にやってくる野生動物

“日本の野生動物は減っている”とあなたは考えていませんか? しかし、瀬戸内海を泳ぎ渡ったり、神戸の市街地にも現れるイノシシ。森の若木を食べ尽くすシカ。東京都内にもあたりまえに生息するハクビシンやアライグマ……。彼らは農作物を荒らすだけでなく、感染症を運ぶ可能性もあります。

野生動物の調査や保護に携わってきた羽澄俊裕さんは「野生動物の出没や住民との軋轢の増加の背景には必ず人口減少のプロセスがあった」と言います。人口減に反比例し野生動物は増えたのです。1960年代に中山間地域で若い世代が減り、農林業が衰退、高齢化が進んで、野生動物と人間の生活圏の境界が変わりつつあります。

そんな状況に対し、島根県美郷町は猟友会の駆除頼みから高齢女性も参加できる獣害対策へと方向転換。安田亮さん(美郷町)は、イノシシなど獣害対策の先進地として、ローカルビジネスの創出や若者の雇用・移住などを実現したと話します。羽澄さんと安田さんに取材しました。

国際:スウェーデン、36年続く取り組み「海洋測量船」を緊急宿泊所に

スウェーデンの港湾都市、ヨーテボリ近辺に停泊する海洋測量船。この船は仕事や住まいがない男性のための緊急宿泊所として、キリスト教系の団体「Linneahuset(リンネの家)」によって運営されています。薬物依存・精神疾患などの問題を抱えた、弱い立場にある人々のサポートをする船上の取り組みや滞在者の声を聞きました。

表現する人:「曖昧」にすることで生まれる可能性――中村萌

クスノキなどを丸太の状態から削り出し、油絵具で彩色する手法で彫刻作品を制作している中村萌さん。モチーフにしているのは、子どもの頃に描いていた絵。“森”の雰囲気も感じさせる想像上の生物が生まれる背景をたずねました。

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ビッグイシュー日本版』449号

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)