2023年4月1日発売のビッグイシュー日本版452号の紹介です。
表紙は「カズオ・イシグロ」、特集は「非戦のリアル」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:ミュージシャン 坂本美雨さん

1999年、アルバム『DAWN PINK』で本格的に音楽活動をスタートし、現在は音楽に留まらず、作詞、翻訳、俳優、文筆、ナレーション、愛猫家など、マルチな分野で活躍中の坂本美雨さん。人生最初の分岐点は19歳の時。ニューヨークの高校を卒業した後、日本のレコード会社に所属し、東京で一人暮らしを始めたことだと言います。自分自身と向き合うきっかけを与えてくれたという、あるプロデューサーの言葉とは?

スペシャルインタビュー:カズオ・イシグロ

死期が近いことを悟った公務員が自らの人生を見つめ直す『生きる』。日本映画界の巨匠・黒澤明監督が手がけた同作の、舞台設定を英国に移したリメイク版『生きる LIVING』がこのたび、日本国内でも公開されました。同作の脚本を手がけたノーベル文学賞受賞作家のカズオ・イシグロが、黒澤映画との出合いや原作への思いを語りました。



特集:非戦のリアル

2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻から始まった戦争。この時代にまさかこんな戦争が起きるのか!と衝撃を受けた人は多かったでしょう。
しかし戦争は1年を経た現在も継続し、ウクライナの市民はもとより、穀倉ウクライナからの小麦などが途絶えて貧困国を襲うなど多くの命が失われ続けています。
東ティモールやアフガニスタンなど各国で武装解除や停戦に貢献してきた伊勢﨑賢治さん(東京外国語大学大学院教授)は、「何よりも戦争は始まる前に止めることが大前提。外交なくして戦争回避はできない。今は、起こってしまった戦争を一日も早く止めること(非戦)をロシアとウクライナ両国に呼びかけたい」と言います。
そんな伊勢﨑さんに、「ロシアによるウクライナ侵攻の背景、国際人道法と戦争犯罪に当たる行為、戦争回避の参考になるノルウェーやアイスランドの事例、大国のはざまにある緩衝国家・日本の役割、戦争犯罪を裁く法をもたない日本の問題点」などを聞きました。

国際:イタリア、1000匹の羊の群れと暮らす遊牧民家族

通信技術の発達や多様な労働環境の広がりを受け、「ノマドワーカー」と呼ばれる働き方が近年増加しています。一方、その語源である「ノマド(遊牧民)」の人々は自然の中に身を置き、季節の変化に順応しながら生活を送ってきました。イタリア北部で羊飼いとして生きる、ある家族の暮らしを追いました。

監督インタビュー:『ケアを紡いで』大宮浩一監督

15~39歳のがん患者は「AYA世代」と呼ばれ、年間に約2万人が診断を受けているといわれます。『ケアを紡いで』はがんを患った看護師の女性が企画したドキュメンタリー映画。大宮浩一監督に制作に至った経緯やタイトルに込めた思いを聞きました。

 

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ビッグイシュー日本版』452号

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)