2023年8月15日発売のビッグイシュー日本版461号の紹介です。
表紙は「フジコ・ヘミング」、特集は「こころに、自然を取り戻す」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:ジェーン・スーさん
作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティーとして幅広く活躍しているジェーン・スーさん。人生で最初のターニングポイントは23歳の時に、母ががんで亡くなり、父と二人で暮らすようになったこと。大きな窮地がいくつか訪れる中で、自分への信頼を積み重ねたというスーさんが生きるための軸とするものは?
スペシャルインタビュー:フジコ・ヘミング
「奇蹟のピアニスト」フジコ・ヘミングさん。日本で、欧州で、年間50回を超えるコンサートの会場には、多くのファンがつめかけます。「神さまからもらった手よ」と見せてくれたその両手は、思いのほか小さくて柔らかくて温かい。満席の大きなホールに、グランドピアノ1台とフジコさんひとり。音楽と神さまとファンのためだけに、その手を鍵盤に躍らせます。
特集:こころに、自然を取り戻す
あなたは“自然欠乏症”にかかっていませんか? 高い山、秘境など“大きな自然”に出合うためには、体力とそれなりの準備が必要。一方で、公園の緑など身近な“小さな自然”を眺めているだけでは物足りない。もう少し“自分の心に自然を取り戻す”ことができればと思いませんか? 空中、道なき道、野辺など、ちょっと意外な、自然を感じ“取り戻せる”場にアプローチする、魅力的な術をもつ、3人の方に心得と楽しみを聞きました。
1つは、ハンモックハイキング。日帰りで休憩や昼寝なら、すぐにでも気軽に始められると話す、二宮勇太郎さんです。
2つは、山伏トレイル。かつて炭焼きで利用していた西伊豆の古道を約40kmのトレイルとして再生してしまった、松本潤一郎さんです。
3つは、四季の“摘み菜”。野山や街なかで見つかる草や木などを食べたり飾ったりして暮らしに取り入れ楽しんでいる、平谷けいこさんです。
監督インタビュー:『福田村事件』森達也 監督
人間の本質に迫るドキュメンタリーを多数発表してきた森達也監督の初の劇映画 『福田村事件』が、関東大震災から100年目となる9月1日に公開されます。 実際の虐殺事件を題材に、差別や集団心理、メディアのあり方など、現代社会に通底する課題を浮かび上がらせます。
表現する人:内と外、相反する要素を体現する「やきもの」 奥直子さん
エンターテインメントとしてのやきものに取り組む奥直子さん。物体と空洞を併せ持つやきものは、内と外、裏と表、バーチャルとリアルといった、相反する要素を総合して成り立つ物事のありさまを、視覚的に体現しているように感じると言います。心を揺さぶるものすべてをインスピレーション源とし、物語性を大切にして制作されています。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)